#29.息が続かない！息漏れをなおすには？

歌うと、息が続かなくて苦しい方、必ず直ります!

生え抜きショークラブ現役シンガー平山てりです。

息が続かないと、不安で、度々ブレスをしていませんか？
せめて、2小節毎から4小節毎くらいは続けたいものです。でも続かない。何故でしょうか？

息が残っているのに、その上から吸っているから、息が残っている上に吸おうとして、胸呼吸になってしまっているんです。
胸呼吸では、たくさんの息は吸えません。吸えないから息が続かない。息が続かないから、度々吸ってしまう、、、、という悪循環に陥っているのです。

では、それを断ち切るには、どうしたらよいでしょうか？

まず、すべての空気を吐き切りましょう。
それから、圧力釜に鼻から空気を落とし込むイメージで、圧力釜の底に空気を溜めます。この時、下腹、横腹、その裏の背中を意識します。
圧力をかけて、少しづつリリースしていきます。（解放していく）
※詳しくは#12.歌の悩みは圧力釜呼吸ですべて解決！をお読みください。

空気が無くなったら、力を抜いてみてください。すると、自然と空気が入ってくるのを感じると思います。いかがですか？

普段は、呼吸していても、吸う、吐くを意識しないのに、歌の時だけ、息を吸うことを意識し過ぎてしまうんですね。
その分、ちゃんと吐ききってみてくださいね。
つまり、歌っている時はなるべく息を続けて歌ってみましょう。1フレーズづつ吸っているのであれば、2フレーズまで吸わずに歌ってみましょう。意外と息は保ちます。息を使い切ったくらいで、ブレスをしてみます。さっきの自然と入る空気を意識して吸ってみてください。今までよりも、たくさんの量を吸えるはずです。

「でも、休符があるから、そこで吸わないといけないですよね？」と思われるでしょう？
休符では、音が休みになるというだけで、「必ず吸わなきゃいけない」というわけではありません。この場合、休符では吸わずに、音を切ればいいのです。
息を止めている状態ですね。
この、吸わないで音だけ切るというのは、グルーヴにも関係きてきますので、ビートを意識してやってみてください。

※詳しくは#24.息/ブレスでグルーヴに変化が！も合わせてご覧ください。

圧力鍋に自然に空気が入るようになったら、今度は圧力鍋を大きく成長させていきます。
はじめは60%くらいしか吸えないかもしれませんが、呼吸エクササイズをやっていくと80%から100%、より成長すると120%吸えるようになります。
この、『圧力鍋を鍛える方法』があります。ヒントは、体の筋肉を使います。
気になる方はこちらで体験レッスンしております。ホームページ下記のフォームよりお申し込みくださいませ。画期的に声が変わります！

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