【図書室📕】動物の輸血と病気と献血の現状

こんにちは、ジーナです。
私はかつて動物と暮らしていたのですが
現在は動物は飼っていません。

note大学のペット部の
条件に合っていなかったので
megmamaさんに確認してみたところ
快く了承していただきました✨
ありがとうございます☺️

と言うことで、
晴れてペット部の部員になりました🐶


たくさんの方に知ってもらいたいことを
ここで共有できたらいいなぁと
思っています。
よろしくお願いします✨

今回は
輸血と病気と献血についてのお話です。

当事者にならないと
分からない現状があります。
ご存知の方も、そうでない方も
ぜひ、読んでみてください🍀

記事の本文はここから
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わたしが看護師時代に
輸血が足りない、どうする？の場面に
よく、出会しました。

その時は輸血が必要なほど
緊急事態であるということです。

では、どんな時に
輸血が必要になるのかを
今回はお話ししていきます。

犬に輸血が必要な病気と症状とは？

輸血が必要になる病気や症状は様々ですが、
大きく分けて2つあります。

血液を失って血が足りなくなるときや
病気や中毒などで血液が不足してしまうとき。

具体的には下記のようなことです。


1、大量の出血
・手術中に大量の出血が予想される場合や
　交通事故など外傷性の出血など 


2、骨髄性白血病、溶血性貧血、腫瘍、中毒による貧血
・悪性リンパ腫や血管腫瘍
・必要な血液量が不足する、中毒による貧血
・血液細胞の異常、血液の癌 
・血小板の減少 ウィルスや細菌への感染、 脾臓の異常
・低たんぱく血症 様々な病気や感染症などが 原因で引き　　　　起こされる症状 
・肝疾患 先天性の疾患や細菌感染
・血液凝固障害 肝細胞の機能不全
・浮腫、腹水 リンパ、脳、脚などの浮腫、腹水、胸水




動物の輸血医療の現状

犬の輸血に対し
緊急で輸血を行える動物病院が
少ないのが現状です…。 

人と違い、どうぶつの場合は
献血を行い保存しておくような
血液バンクなどの仕組みは、
ほぼありません。
(あったらごめんなさい。最新情報を教えてください。)

日本動物高度医療センターより
献血のお願いなどの案内がありますが、
なかなかこんなページに
辿り着くことは無いと思うんです。

犬の場合、猫の場合に分けて
ドナーの条件の詳細が書かれています。

日本動物高度医療センター -JARMeC-

このため、
動物病院によっては
健康な若いワンちゃんやネコちゃんを
供血犬、供血猫として飼育し、
輸血が必要になった時に採血して
輸血を行う方法をとっているケースがあります。
(※シロちゃんという供血犬が有名ですね。)

以前務めていた動物病院では
供血犬（黒のラブラドール）を飼っており、
輸血が必要になる状況になると
その犬から血液を採取して輸血をしていましいた。
※ジョナモモ写真館の黒ラブがそうです。


また、
協力してくれる飼い主さんに呼びかけ、
供血犬、供血猫の登録制度を導入し、
いざ輸血が必要になった時に
輸血用血液をもらうようにしている
動物病院もあるようです。

ですが、なかなか難しく、
お友達の血液型の合うワンちゃん、
ネコちゃんをご自身で探していただき、
輸血をお願いしているというのが
現状のようです。


自身のワンちゃんやネコちゃんが、
重い病気で
気持ちが沈んでいる時に
輸血が必要で
どこから血液をもらえばいいのか
検討もつかない、という状況を
想像してみてください。
まさに地獄です。

ただ、状況によっては
犬の輸血ができない場合もあります。
病院側の体制が整っていたとしても
その血液が輸血に適していて
なおかつ協力してくれる犬が
すぐに見つかるかは
そのときの状況次第なのです。

犬の場合はDEA式では１３種類の血液型があります。

輸血の際にはドナー（血液を与える方）とレシピエント（血液をもらう方）とのクロスマッチ（血液交差適合試験）を行なった上で、問題なければ輸血ということになります。

病院に供血犬がいても血液は足りない、

私の勤務していた病院の供血犬は、
黒ラブが一頭でした。
マサムネ(黒ラブ)が昨日血を抜いたばかりで、
もう採れないという状況のときに本当に困りました。

輸血しないと一刻を争う時に血液がない
という状況。

それは死を意味しており
その時の飼い主の地獄のような絶望を
一緒に体験しました。

かかりつけの動物病院の献血の情報や
緊急で輸血を行える病院が
近くにあるのかという情報を知っていると
いざという時に行動が違ってくるので
事前に調べておくことが必要です。

でも、健康なのに輸血のことなんて聞きにくいなぁ。

どうしても聞けないなぁ、、、という場合は、
ワンちゃん（ねこちゃん）が
貧血で輸血をすることになり
ドナーを探すのに苦労していた
という話を聞いたので
万が一そうなった時は
どんな対応をすれば良いのか。
という事を聞いてみてください。

ただし
獣医さんはお忙しい方が多いので
看護師さんに伝えておくのも
良いと思います☺️

また、
インターネットなどでは
輸血が必要になった場合に協力犬を募ったり、 
情報を交換したりできるサイトもあるようです。 



ジョナモモファミリーという
サークルを始めたので
ゆくゆくは人数が増えて
ドナーの情報交換に貢献できるといいな。
と思っています。

もし、ドナーになれそうだな。
という方は、救える命がありますので
かかりつけの動物病院に
相談してみてくださいね😌

下記に輸血に関するリンクを貼っておきます。
興味のある方は、ぜひご覧になってください。

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こちらは【血液で救う犬猫の命】
輸血ドナーのプログラム構築を掲げられたクラファンです。（終了しています）現場のことを知ることができますので、興味のある方は読んでみてください。

【血液で救う犬猫の命】助け合いで広げる輸血ドナープログラム構築へ | 株式会社I&U HOLDINGSのプレスリリース

最後までお付き合いいただき
ありがとうございます🍀