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【知られざる感覚過敏の世界】~記憶の特性編~



さて今日は引き続き、食事のときのエピソードをもうひとつ【記憶の特性】についてお話しましょう。


私は、見たもの感じたことを
写真で撮ったように、ビデオで録画したように
覚えていて、感情もセットで記憶されます。


小学生のころの話です。
いつも食事をしている窓の外には、
ミカンの木がありました。


外で遊んでいるときに、
そこに蝶が卵を産み付けているのを見ました。


緑の葉っぱの上に黄色い卵がくっついていて、
水分を感じる表面と密集した規則性のある模様に
ひどく嫌悪感を感じました。


食卓に着いたときに、
窓の外にミカンの木があることを知っているだけで
その映像が、ありありと思い出され、
ご飯を口に入れて咀嚼すると、
その蝶の卵を食べているような感覚になるので、
食事の時間がとても嫌でした。


しかし、
どうやって忘れたのはわかりません。

脳科学の知識を経てわかったことは、
感覚過敏は脳全体の発達が進むと
だんだんとよくなってくる。
ということです。


発達が進んで気にならなくなったというよりも、
嫌だけど我慢できるようになった。
というほうが、しっくりときます。


〇〇だけれども△△する。
というときに、
負の感情が残りやすいんです。
なぜなら、我慢しているから。


記憶のひとつひとつが鮮明で、
印象深い映像はずっと残ります。


何かのきっかけで思い出したときには、
体温やにおいなども細かく思い出されます。

記憶に特性があるなら、
その出来事を忘れるくらいの
楽しい体験の記憶が必要になります。

そして、
負の感情を鎮めるケアも必要です。

女の子のASD傾向は、
本当に理解されにくく
スルーされやすいです。

幼いころから、
周りに理解をされているというのは、
想像以上に大きなメリットです。

適切な環境で育てば
相談できる環境が手に入ります。

けれども、
網目からこぼれ落ちていく
パステルキッズたちは
ハードモードの人生になっていく。

パステルキッズが
ハードモードに
耐えられなくなったときに
安心して過ごせるような
居場所づくりがしたいのです。


本日も最後まで
お読みいただきありがとうございます🍀

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女の子のASDグレーゾーンの専門家
6歳までの不安が強い繊細な子が
人前でパフォーマンスできるようになる
発達科学コミュニケーション
トレーナーよしだけいこ
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@keiko.gina.yoshida
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・自分もパステルキッズで生きづらさがある
・子育てがしんどいママ
・特性による感じ方を知りたい
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よしだけいこ(ジーナ)🌼子育てられ中
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