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娘のきもち

思春期時代に拗らせた父への想い
独身時代の自身のブログからの引用です。
2016年5月


「病気は突然訪れる」


父が急性冠症候群で
緊急手術をし入院中である。

父が安心して療養できるように
仕事も父のサポートも
しっかり頑張ろう。




命があって本当に良かった。




まだ娘としての親孝行は出来ていない。
孫の顔をみせてやりたいと
純粋に思った。


が……、こればっかりは
私だけが頑張っても、
どうにもならない。


その昔、
父親のことが大嫌いで大嫌いで
罵った事も多々あった。

私の生意気さが原因で
時には激しくケンカをして
皿が飛んできたり
コタツの脚をへし折って投げてきて
ドアに穴が開いたり

投げたお皿が自分で買った
お気に入りのお皿だったから
こちらも反抗して
物投げて、怒鳴ったら
怖がるとでも思ってるんやろー!と
さらにヒートアップ

すぐに頭に血が上って物を投げる
なかなか激しい気性の父

ちなみに姉はその昔
バトミントンのラケットで
シバかれました

早く死んでしまえなんて
言った事もあった。
思春期の私は残酷で馬鹿だった。

すっかり丸くなって、
昔の怖い時代のことは
今ではもう笑い話


幼稚園の頃はお父さんが大好きで、
参観日に来てくれたお父さんの事は
よく覚えている。

湯呑みに絵付けをしたり
大太鼓を叩く役を
誰のお父さんにしてもらおうかな?
って先生が言ったときに、
先生見て!!当てて!!
と言わんばかりに
耳の横に肘をくっつけて
ピンと伸ばして手を挙げた。


本当は大好きなお父さん。



お父さんのいちばんの幸せって
何なのだろか?


2016年のブログはここで終わっている。
このブログを書いた3年後に
私は出産した。

娘とよく遊んでくれる
とてもかわいいおじいちゃん

こんな日常がしあわせと
言うのだろうな


#父親 #お父さん

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