【登園拒否奮闘記】4歳年中女子、家を出るまでがいちばん大変。やっと行けたあとの保育園での声かけの疑問。
【登園できた】
2022/6/15(水)
今日は、体育の日だから行く!と自分で決めていたけど、朝活がひと段落した後に、保育園行きたくない。と素直な気持ちを教えてくれた。
娘は保育園に行きたくないから着替えない。なかなか進まない着替えに少しイライラした。
すると、わたしが感情を必死で隠そうとしても、指示を出すときに声がほんの少し強くなるところをキャッチして泣いていた。
私が好ましくない行動をした時は、ごめん。今のはママがイライラしてしまって悪かった。と謝ることにしている。
土下座の格好で床におでこをつけ、絶望感たっぷりの娘。
でも、かんしゃくは起きていない。自分で気持ちの整理を頑張っている。
そして、優しくシャボン玉してから行こっか☺️
と語りかけてみた。
すると、やるーっ!!と乗ってくれた。素直でかわいい娘だなぁ💕と思いながら、シャボン玉でひと遊びした後に保育園に向かった。
保育園に近づいた時、お気に入りの人形を持っていない事に気づいて泣き出した。
娘
キリンさんと
スカイの人形がないぃぃぃぃぃ〜
ぎゃぁぁぁーーーー
母
ひよちゃん、
今日はここまで来れたやん。
あと少し歩いたら着くよ。
娘
取りに帰る!!!
取りに帰るーーーー!!
母
もうママも取りに帰る時間無いねん。
ごめんね。抱っこするね。
園の玄関
10時15分すぎ、抱っこで玄関へ着いた。
娘
いやだいやだ、お人形、取りに帰る。
ギャァァァァァァァァァ
先生
わぁ、ひよちゃん来てくれたんやね。
待ってたよ。クラスの先生呼ぶね。
いやだいやだ、いやだいやだ
お、に、ん、ぎょ、いる!!
そして担任の先生が迎えに来てくれた。
担任
ひよちゃーーーん!おっはよ!
テンション高めに声をかけた。
娘
いやだいやだ!!
はなちて、はなちて!!
ぎゃぁぁぁーーーーーーーー
担任
ひよちゃん、〇〇先生おるよ!
今からトイレ掃除するの。
もう始まっちゃうよ?
娘
お、に、ん、ぎょ、いる!!
と、りに、か、え、る!!!
いやだいやだと言う娘の気を逸らそうと
担任が矢継ぎに話しかける
母→担任
いまとっても泣いてて
頭がオーバーヒートしてるから
入ってこないと思います、、
母
お人形がいたら
頑張れるってことなんだね。
(言ってることを
ちゃんと聞いてあげると落ち着いた)
娘
うん。取りに帰りたい。
母
じゃあ荷物が多いから
保育園に置いて取りにかえる?
娘
うん。
母
先生、取りに帰ってもいいですか?
担任
もう何日も持ってきてるし、
みんなが欲しくなっちゃうからなぁー
母
そっかー。
みんなが欲しくなっちゃうと
いけないから、
お人形は取りに行けないね。
娘
ぎゃぁぁぁぁぁぁーーー
お、にん、ぎょ、
と、り、に、か、え、りたい!
(ヒックヒック息を吸いながら話す)
担任
昨日、無くても大丈夫やったやん。
だから大丈夫だよ!!
私にしがみつく娘を先生が剥がした。
ギャァァァァァァァァァァァァァァ
担任
何時にお迎え来てもらう??
(ちょっと強い口調)
体育が終わって
長い針が10になったら
お迎えに来てもらう?
じゃあお迎えの時間、ママに自分で言って。
(母の気持ちとしては、そんなに追い詰めなくても、、、と思った)
娘
じゅ、
じゅうのとこ、ろ、に、なったら
お、ぶ、か、べ、ぎでね、
ひっく ひっく
母
分かったよ。
必ずその時間にくるからね。
じゃあバイバイするね。
先生は抱っこして
連れて行こうとする
娘
タッチしてない!!!!
タッチしてない!!!!
マ、ママと、うらで
バイ、バイする。。。
ひっくひっく(泣
じゃあ、裏で待っとこ!
上を向いて、喉を開き
過呼吸になっていて
必死で息を吸いながら
マ、マ、お迎え、来て、、ね。
と話してくれた。
この姿を見て、
なんで登園するだけで
こんなにツラい思いを
させなあかんのやろ。
そして、
一連のやり取りを振り返ると
朝から自分で
気持ちを何とか持ち上げて
頑張ろうとして玄関まで来たのに
認めてもらえないんだろう。
保育園嫌なのに、
来てくれてありがとう。
私ならそんな風に
声をかけると思う。
子どもの気持ち
子どもの目線
見えてなくないかな?
(あれ?私モンスター化してるかな?)
取りに帰るのもダメ
人形ダメと
まるで怒られてるような感じだ。
なんでこんな風になるんやろなと
疑問に感じた。
たしかに人形を欲しがってケンカになるのを避けるのはわかるし、1人だけ特別扱いはできないんだろうな。
私が人形を取りに帰ってもいいですか?と聞いたときに、もしここで取りに帰ったら先生は、そのまま休むと思ったんだろうけど、私の肌感覚では、この感じは絶対に戻って来れるやつだったからだからもうちょっと押してもよかったのかななんて思った。
信じてもらえませんか?と
一言、言えばよかったのかな?
担任には、娘と私を信じて欲しかったな。
娘が辛い思いをしているのが、ひしひしと伝わって感情が波打っている感じで何かがドクンドクンと脈打って私の方に響いてきた。
いちばん辛いのは娘だけど、その場にいた私の心はボロボロで、とても痛くて苦しみしかなかった。
家までの帰り道の途中、涙が溢れてきて慌てて帰った朝だった。
私の理想とする対応と保育園の対応が違うので、いろんなことがぐるぐるした。
だけどこの経験のおかげで
大きな決断をすることができた。
日々起きるネガティブな出来事は
いろいろな事に気付かせてくれる種
そこに感謝できるようになったことは
とても大きな大きな収穫だ。