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学生からはじめるモノづくりスタートアップのすすめ:最初の組織構築

スタートアップを運営するとなると一人ではやりきれないことも多くなることからチームを作って運営する必要が出てきます。

私の場合もその通りで、当時長岡技術科学大学の同期で一緒にロボコンや当時自作していたクローラロボットの開発で一緒に活動することの多かった友人を一名、仲間に引き入れて活動していました。

ちなみにその友人には僕からお願いして大学を休学してフルコミでCuboRexで働いて頂くことになりました。その方には私が苦手とする電気、ソフトウェアの開発や事務作業をお願いしておりました(おしつけていた)

ただCuboRexとしてまともにお給料をだせる状態に当然ながらなかったので平日フルコミながら月40000円で活動してもらっていました。今思うと色々すごい(ひどい)待遇ですね

というのも当時の私の感覚としては株式会社という器は作ったものの正直、会社を経営するということの感覚はなくどちらかというとロボコンなどの部活やプロジェクトの延長線上であったため、むしろ「スキなことをやって給料をもらえるの!!」ていう感覚だったんですね。なので同僚の友人にもそのような感じで悪く言えば「スキなことをやってるんだからお金をもらえるだけでもありがたく思え」ぐらいの感覚だったんですね。

それでいてお給料をだすんだからしっかり成果は求めるわけです・・・・
今思うと冷や汗がとまりませんし、彼には本当に理不尽なことをした思いでいっぱいです。後日(2023年)彼とあった際にこのことについては謝罪と感謝をめいいっぱい伝えさせていただきました。

そんなこんなでCuboRexの最初の組織構成は私と長岡技術科学大学の友人1名と別記事で紹介する(かもしれない)東京のスタートアップ経営者の社外取締役1名の計3名でスタートしました。

改めて会社という器はあれど部活や研究室の延長線上という感覚でやるところからのスタートです。

実際に活動した当時のメンバーに当時のことについて聞いてみた

実際に当時一緒に活動してくれたメンバーの一人(呼称 いっち)に当時のことを振り返りインタビューをしてみたので、代表者だけでなくスタートアップにこのなにもないフェーズから関わる人達の参考にしてもらえればと願う。折角なのでインタビュー形式でどうぞ。

て)あらためて今回はインタビューに協力頂きありがとうございます。改めてまずは自己紹介からよろしくお願いします。

い)はい。当時は長岡技術科学大学で技術系サークルの部長をやっており10mのアンテナ作ったり、フルカラーLEDでマトリックス作ったりしてました。現在は計測機器メーカーでICチップの設計をやったりプライベートでは漫画などかいてます。修士M1の後期から大学院を休学してました。

て)学生時代最初に寺嶋にあったときの印象はいかがでした?

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