女子の発達障害（駱駝家杏月＆寺島ヒロ ゆるゆる対談）第３回「オシャレ音痴のリアルクローズ」

[寺島]こんにちはー！（以下「寺」）

[駱駝家]３回目の対談です。よろしくお願いします。（以下「ら」）

[寺]はい、こちらのnoteでは「女子の発達障害」と題しまして、発達障害当事者２人があれこれとくだらないことをお届けいたします。よろしくお願いします。ではここで恒例の自己紹介を。

[ら]駱駝家杏月です。ADHD ＆アスペルガーでライターです。アルバイトですがフルタイムで出勤する仕事もしています。活字とマンガの中毒なのでいつか本に関するコラムをnoteで連載したいと準備しております。よろしくお願いいたします。

[寺]寺島ヒロです。イラストレーターにして漫画家です。アスペルガーで睡眠障害もち。『実践障害児教育』という月刊誌で連載も持っています。noteでは『ボクの彼女は発達障害』の著者のくらげさんとも対談しています。こちらもすごく！面白いので！ぜひフォローしてください。日々の生活を描いたブログ（http://terasimahiro.blogspot.jp/）もやってます。

[ら]今回のテーマは「服装」ですか。実は私ここ数年服自体ほとんど買ってないんですけど…。

[寺]何か喋りましょうと言ってもなかなか喋れないだろうなーと、この対談では最初にカードを引いて、決めたテーマに沿って語らうという形式をとっています。もちろん脱線することもあるのですが…

[ら]ていうか、脱線しない方が難しいというか(笑)

[寺]なるべく頑張りましょう！駱駝家さんが服を買わないというのには、何か理由があるんですか？

[ら]女子としてあれですが自分のなかで服の優先順位が低いんですよね。この薄いシャツ１枚を買うお金で本が何冊買えるのかとか考えてしまって（笑）あと、ありがたいことに結構周囲からお下がりをもらう機会が多いので、間に合ってしまうんですよね。

[寺]羨ましい環境とも言えますね～！でも服をくれる人って何でそんなに服が余ってるんだろう？

[ら] そこなんですけど、彼女らは夏が来たと言ってはバッグを買い、旅行に行くと言ってはワンピを買うのですよ！

[寺]な、なんですと？！

[ら]持ってる靴ではワンピに合わないと言って、靴も買うんですよ！

[寺]？？何を言っているのかわからない。日本語しゃべってる？

[ら]しゃべってますよ！気をしっかり持って下さい！(笑)

[寺]そんな風に数珠つなぎで買っていったら、いつまでたっても終わらないじゃないですか～！

[ら] 季節ごとに頭の先からつま先までのアイテムをバーゲンで買い込むっていうパターンもあるみたいですよ。しかもそうやってそろえた服も、一度飲み会に来て行ったら、同じメンツがいるときには着られないらしいんです。なのでもう着ない服というのが随時生産されるというわけなんですよ。

[寺] じょ、女子だ…！駱駝家さんのお友達は丸の内のOLさんなの？

[ら]いえ、姉の友達とか、年の近い親戚とか、思い切りジモティですよ(笑)

[寺]ごめん、正直ついてけない…

[ら]大丈夫です、私もついて行けてないです。あれ？大丈夫じゃないか(笑)実際、ほんの数年前まで何でこの女（ヒト）たちバッグをいくつも欲しがるんだろう？詰め替えるの面倒くさくないのかな？って思ってました。服に合わせて替えるという発想がなかった（笑）。

[寺]バッグとか、靴とか、スカーフとか小物で印象を変えて着まわすらしいです。いや、私だって知識としては知ってるんですよ？

[ら]「服は女の鎧なの！」って言いますしね。やはり世の中の多くの女子はファッションで戦っておるのですよ。私は参戦する勇気はないですが。

[寺] そういう女子の戦いは女子同士の序列を決める為のものなんですよ。暗黙の了解で上位の女子から人気の男子にアタックしていいとか、デートのために他の人に仕事を替わってもらってもいいとか、そういうお約束があるんです。でも男子にはそんな序列関係ないから頑張っても別にモテないですよぅ？いい歳して女子同士の戦いに熱中してるのって私はどうかと思うなあ。貯金でもした方がしっかりした男が釣れますよ？

[ら]え～いらぬ敵を作りそうなので話を変えましょう (笑)　寺島さんは服は自分で買うんですよね、どういうところで買うんですか？

[寺]もっぱら通販です。あとBOOKOFFの２階に古着屋がくっついてるような店ってあるじゃないですか、ああいうところで目についたものを買ったりもします。

[ら]子育て中の人は通販派も多いですよね。

[寺]もともと私もあまりファッションに興味のある方じゃないし、基本引きこもりなので、時間を作ってまでお店に出かけたりはしないです。気に入ったファストブランドの服をずーっと買ってます。ここ２０年ぐらい無印とBBP（ブルーブラックプラネット、フェリシモで取り扱っている）ばかりですね。古着屋でも「あ、これいい」って手に取るとだいたい無印。

[ら]無印のは手触りとかよくていいですよね。

[寺] そうそう、肌触り超大事！あと着心地の軽いのが好きです。

[ら]わかります！軽くて柔らかくないと体を動かすのがキツイですよね。私もせっかく頂いたのに、肌触りが合わなくて残念ながら着ることが出来ない服って結構あるんですよね。

[寺]もらった服だとコーディネート難しくない？

[ら]難しいです。ぶっちゃけどうしたら可愛いとかわかんないんですよ。なのでくれた時にどうやって着るの？って聞いて、ずっと教えてもらった組み合わせで着たりとか。

[寺]それは確実な方法だわ！客観的に見てくれる人が側にいるっていいですね。

[ら]好きな服を着てみたいと思うことがないわけではないんですけど、私の好きな服のデザインや色味って、どうも自分には合わないみたいなんですよね。

[寺]すごい！客観視できてる。きっとそういう好きなものを工夫して着こなす楽しさみたいなものに開眼すれば、また違う地平が開けるんでしょうね。では字数も埋まってまいりましたし、今回はこのくらいで。

[ら]はい、お疲れ様でしたー。

[寺]このnoteは投げ銭式です。全記事を無料で読めますが、2００円投げ銭していただけるとちょっとだけオマケが読めます。今回はオマケなんにしましょうか？

[ら] 今回私が担当ですね。では…服についてちょっとした愚痴を聞いてもらいましょうか。

[寺] さてはおおっぴらには言えない愚痴ですね(笑)良いんじゃないでしょうか。

[ら]では、次回も…

[ら・寺]どうぞよろしくお願いいたします！