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女子の発達障害(駱駝家杏月&寺島ヒロ ゆるゆる対談)第2回「ADHD男子はAS女子がお好き?」

[寺島]こんにちはー!(以下「寺」)

[駱駝家]2回目の対談です。よろしくお願いします。(以下「ら」)

[寺]はい、収録中の只今深夜2時でございます。いい感じにあったまってまいりました!今日も「女子の発達障害」と題しまして、発達障害当事者2人がお届けいたします。よろしくお願いします。

[ら]前回の対談の反響はどうだったんでしょう。気楽にということでしたが、勝手気まますぎたんじゃないかと後で心配になったり(笑)

[寺]実はこの対談はnoteだけでなく、共同マガジンでリリースにする予定なのです。なので、まだ配信されていません。今は溜めてる状態です。

[ら]あ、そうなんですか! じゃあまだお叱りのリリースは来ていませんね(笑)

[寺]はい。羽目を外しすぎないように、でも出来るだけくだらな~くやっていこうと思っています。よろしくお付き合いください。ではここで軽く自己紹介を。

[ら]駱駝家杏月です。ADHD &アスペルガーでライターです。フルタイムで出勤する仕事もしています。

[寺]寺島ヒロです。イラストレーターにして漫画家です。アスペルガーで睡眠障害あり。『実践障害児教育』という月刊誌で連載も持っています。noteでは『ボクの彼女は発達障害』の著者のくらげさんとも対談しています。こちらもすごく!面白いので!ぜひフォローしてください。日々の生活を描いたブログ(http://terasimahiro.blogspot.jp/)もやってます。

[ら]今回のテーマは「恋愛」でしたっけ?あまり得意じゃないんですけど・・・

[寺]前回カードを引いて決めたテーマが「イケメン」だったので、その流れで。用意したカードの中にもありますし丁度いいかなと思いまして。検索ワードでもかなり上位に入っていましたし、結婚・恋愛は大きな関心事みたいですね。

[ら]発達障害の人にはセクマイ(セクシャルマイノリティ)の人の割合が多いという話もありますし、様々な悩みがありそうですよね。そもそも私なんかは実際にはどうなのかは棚上げして(笑)言わせていただきますとモテたいと思うことが少ないんですよ。人と知り合っても再会した時には顔も名前も忘れてることが多いですし(泣)

[寺]そうそう。そうかと思うともう恋人と言うより恋愛に依存してる、恋愛中毒みたいな人もいて、こう分布は普通なんだけど、現れ方が極端と言うか、そういう人が目立つ気がしますね。

[ら]数字は出てるんでしょうか?

[寺]多分出ても表には出せない。少なくともその切り口では出せない。

[ら]そっかー(笑)まあでもモテたくないというのは生き物としてどうなんだ?と自分自身疑問に思うことはありますよ。

[寺]生き物は意外と種の中に個性がありますし、マジョリティが形成されればマイノリティ個体が生まれてフツーという気もしますが。

[ら]それは進化とかそういう悠久の時間スパンの話でしょう?個体としては自分の人生設計にかかわる話ですから。

[寺]モテたくない駱駝家さんは結婚ってしたい?

[ら]あー、いい人がいれば…

[寺]うわあー定型文だ(笑) 本当のところは?

[ら]ぶっちゃけると面倒臭いっすわ―(笑)でも親の事を考えると血を残すべきかなあと悩んだりも一応してました。まあ最早アラフォーなのでそこは置いといて、もうご縁があればって感じですかね。でも結婚している自分というのが子どもの頃から想像つかなくて。

[寺] 今の生活にイレギュラーを増やしたくないという気持ちは私も良くわかります。(笑)

[ら]というか、寺島さんは既婚者じゃないですか。どういういきさつで結婚したんですか?発達障害だけど恋したい!という人にはその情報こそ要るんじゃないですか?

[寺]ラノベのタイトルか?!(笑) でも…これ、ネットとか公の場所で話したことないんですよねぇ…

[ら]話しましょうよ! (笑) ADHDとアスペルガーのカップルってどんなのかって皆さん興味があると思うんですよね!

[寺]いや、やっぱつまんないと思うんで…あ、そういえば…

[ら]そういえば?

[寺]『ボクの彼女は発達障害』でモデルケースになっているくらげさんとあおさんのカップルって、くらげさんがADHDで、あおさんが広汎性発達障害なんですよね。うちも夫がADHDで私がアスペルガー。

[ら]そうですね。

[寺]伝え聞いた話なんですが、発達障害の人を外来で多く見ている精神科医の人が「ADHD男子ってアスペの女子が好き。俺自身もそうだが、そんでもってアスペ女子は一見フツーでもなんとなく分かる」って言ってたらしいんですよ。

[ら]あ、私も仲間?っていうのは何となくわかりますよ?

[寺]ADHD男子はまずスキ!って思って、良ーくみるとAS女子だってパターンがよくあるらしい。

[ら]へぇ~、こちらからADHD男子を見ても別にステキとはなりませんが。そういえば高校生の頃、寺島さんのダンナさん「肌の白い子が好き。つるんと傷一つないのが理想。できれば黒子も少ない方がいい」って言ってて「女といえどもナマモノだぞ、そんなわけあるか!」って思ってたんですけど(笑) 結婚してから寺島さんを改めて見たら本当にそういうタイプでびっくりしました!

[寺]わたし黒子も数えるほどしかないんですよ。6個かなあ?

[ら]でもそれってアスペの特性(仮)ですよね?

[寺]そこなんですよ、ADHD男子はこだわりが強いのだけど、こだわりの幅が狭くて、他は割とどうでもいいみたいなところがないですか?

[ら]ははあ、なるほど。

[寺]なので普通の若い男性だったら敬遠するような料理ができないとか、女らしい気遣いができないみたいなAS女子でもガンガン行くんですよ。競争率も低いしね。で、AS女子も「私の人と変わってる部分を放っといてくれるなら、世間にむき身で放り出されているより男の人のそばにいる方が楽かなあ」と…。

[ら]そんなこと考えてたんですか(笑)

[寺]一般論です!ということにしておこう(笑) ADHD、AS同士だと家庭の中でも「普通こうする」っていう理由で、何かを言外に要求することがお互いないので、そういう部分は楽かもしれないですね。結局それが長く続く理由で、相性ということになるのでは?

[ら]どうして普通にできないの?とか、とにかくちゃんとして!とかいう要求を日常繰り返されると確かに辛いですね。なるほど、ADHD男子はAS女子を金のわらじを履いてでも探せですね。

[寺] ADHD男子に比べてAS女子は少ないのでガンバって下さい。

[ら]では今回はこの辺ですかね。

[寺]このnoteは投げ銭式です。全記事を無料で読めますが、200円投げ銭していただけるとちょっとだけオマケが読めます。今回はオマケなんにしましょうか?

[ら]結局明かさなかった寺島さんのダンナさんとの馴れ初めとかどうですか?(笑)

[寺]ええ~、本当につまんないですよう?

[ら]では、次回も…

[ら・寺]どうぞよろしくお願いいたします!

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