![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/29617830/rectangle_large_type_2_36e786b92cb3b94194e142a60892d9bf.png?width=1200)
『マーケティングトレース』のための筋トレ③〜3C分析で戦略土台を整理する〜
こんにちは、てらしま(@terashima_it)です。
慣れていないので、筋肉痛がすごいです。経験上、一回でもサボると振り出しに戻ってしまうので、続けたいと思います。超回復は、この筋トレには当てはまらないかな??笑
それでは、マーケティングトレースに必要な主要フレームワーク、今回は3C分析、を例をふまえて理解していきます。
注意事項
前提として、この記事は自身のための練習なので、間違いやモレがあります。ご指摘いただけるとありがたいです。
3C分析について
3C分析
自社(Corporation)、市場・顧客(Customer)、競合(Competitor)の3つの視点からマーケーティング環境の土台を整理するものです。
活用目的
具体的な戦略やターゲットを決めるための土台ための分析。
自社、市場・顧客、競合のそれぞれの分析から事業のKSF(Key Success Factors:成功要因)を導き、事業成功の方向性を知ることができる。
ポイント
・事実情報と戦略やターゲット選定のための仮説の2つを分けて考える。
・市場や顧客では、マクロ環境(PEST分析)、ミクロ環境(5Forces分析)などが前提となる。
・自社、競合の分析では、それぞれの強み、弱み、経営資源など(SWOT分析)を捉える。
実際に3C分析をしてみた(クラウドファンディング業界について)
クラウドファンディングとは
「クラウドファンディング」、通称「クラファン」とは「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」という言葉を組み合わせた造語で、インターネット上で不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、企業やサービスの趣旨に賛同した個人から資金を集める方法です。
事業者はクラウドファンディングサイトに自身のアイディアやサービスを掲載し、支援者がそのサイトから自分のお気に入りのサービスを見つけ、サイトを通じて事業者に資金を提供する仕組みになっています。
引用元:いろはに投資
クラウドファンディングの種類は、
非投資型(寄付型、購入型)
リターンの保証がない。リターンがある場合も金銭ではなく、商品やサービスなどが一般的である。世間的に認知されているのは非投資型である。
投資型(融資型、株式投資型)
リターンの保証がある。リターンは一般的に金銭が保証されている。15年の法改定で株式投資型も運用できるようになった。
今回の3C分析では、投資型と非投資型で売り手と買い手が異なりそうなので、今回は非投資型に着目して、それぞれの要素について考えていきたいと思います。
テーマ企業として『Makuake』を取り上げてみる
マクロ環境とミクロ環境は、参照する。
それぞれの分析は以下のようになった。
マクロ環境
ミクロ環境
追記として、新規参入障壁の低い理由は、経済合理的に行動する「普通の会社」と「普通の人」の数が多いという普遍的な事実とクラウドファンディングの認知度向上のため、市場が急成長しているためと考えられる。
参考元:CROWD CREDIT
分析は大きい視点から考えていくと、スムーズに進むことを実感した。
また、自社(マクアケ)の強みを考える上で、こちらの記事を参考にした。
「資金集め」で終わらない。Makuakeがクラウドファンディング市場で勝ち続ける理由
マクアケがクラファン業界の後発でありながら市場で優位に立つことができた差別化ポイントとして、積極的に日本人が強いジャンルに絞って強化をしてきたこととプロジェクトごとにそれぞれ適したマーケティング戦略を構築してきたことがあげられる。
競合としては、業界最大手のCAMPFIREとREADYFORがあげられるが、その他にも新規参入の壁の低さから、ジャンルに特化した後発企業が続々と参入している。
これらから、3C分析をしてみると、
3C分析のまとめ
仮説
顧客が競合より自社を選ぶ理由は、提供している価値は、ジャンルが絞られた中で、より起案者と支援者がよりマッチしやすい環境にある考えられる。
顧客が競合を選択する理由は、大手のブランドバリューによるものと、より特化されたジャンルのプラットフォームを選ばれることにあると考えられる
反省
分析を進めていく中で、前提が抜けていたり、間違えていると、大きく方向性がブレた分析になることが実感できた。大きいところから小さいところへの分析の流れは、スムーズな状況理解につながるため、アウトプットがしやすかった。