『マーケティングトレース』のための筋トレ①〜PEST分析でマクロ環境を理解する〜
マーケティングトレースをしていきたいと考えたものの0から企業の分析をしていくのは、3日坊主の恐れがあるため、まずはマーケティングトレースに必要な主要フレームワークを実例とともに理解していきます。
注意事項
モレなくダブりなく(MECE)進めていきたいのですが、自分自身のスキルアップのための練習であるので、間違えていることや、抜けていることがあると思います。指摘いただけるとありがたいです。
PEST分析について
PEST分析とは
Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の4つの頭文字を取ったもので、マクロ環境分析をおこなうフレームワークです。
活用目的
テーマ企業を取り巻く世の中全体の環境(マクロ環境)を分析することで、市場の背景を理解する。また、戦略を考える前提となるので、俯瞰的に広い視野で世の中の動きを把握する。
ポイント
・中長期的な将来の仮説を立てることで、業界に及ぼす影響、環境変化を考える視点が得られる。
・各視点の関連性を考えることで、マクロ環境の全体構造の把握がしやすくなる。
・マクロ環境の中で変わっていくもの(一時的)と変わらないもの(中長期的)があることを知ることで、モレを防ぎ、より正確な構造理解をする。
実際にPEST分析をしてみた(クラウドファンディング業界について)
クラウドファンディングとは
「クラウドファンディング」、通称「クラファン」とは「群衆(Crowd)」と「資金調達(Funding)」という言葉を組み合わせた造語で、インターネット上で不特定多数の人に資金提供を呼びかけ、企業やサービスの趣旨に賛同した個人から資金を集める方法です。
事業者はクラウドファンディングサイトに自身のアイディアやサービスを掲載し、支援者がそのサイトから自分のお気に入りのサービスを見つけ、サイトを通じて事業者に資金を提供する仕組みになっています。
引用元:いろはに投資
PEST分析のまとめ
政治、社会の分析から、利用目的の一つにコロナ禍で金銭的に支援が必要な、個人経営のお店を手軽に応援するケースが増えている。新たな様式として、クラウドファンディングがより浸透する可能性は高いことが予想できる。
経済、社会の分析から、まだまだ市場は拡大することが予想されていて、コロナの影響を受けにくく、むしろ支援者と実行者(被支援者)を繋ぐプラットフォーマーとして活躍する場が増えることが期待される。
反省
クラウドファンディング事業者はほとんどがテック企業であるため、技術的な影響は大きいと思うが、思うように調べられなかった。調べ方を工夫してみる必要がある。
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