僕たちの福祉129
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こんにちは、吉田です。
ここ最近、法改正があった事を動画配信サイトなどで取り上げられており、就労施設の在り方を問う動画が多いように感じます。
法改定の原因は福祉サービスにかかる費用が増加し続けている事もあり、
障害者自立支援法が出来た平成18年に「就労継続支援」という僕たちTOMOS companyが行ってるサービスが出来ましたが、当初と比べると利用者の数は3倍以上(150万人)
国の予算額は約2兆円にもなっているようです。
今回大きく変わった報酬の部分については、財務省からの指摘も大きく関わっているようで、厚労省と話し合いを交わしたようでしたが、決定したとの事でした。
しかしそんな事に文句を言っても現状は変わらず、また3年後、6年後にも何かしらが変わっていきます。
障害福祉の在り方に疑問を投げかけるという事は、これ違うよね。など文句を言ったり、こっちは変わりたくないからそっちが変わってよ。
と言う事ではなく、その時代に合わせて自分たちも変化しなくてはならないし、疑問に思う事に向き合う事が重要だと思います。
運営の方針は変わるものですが、現場のメンバーさんと向き合う部分とは全くの別物なので、一人ひとりへの支援の熱量は変えてはいけないことろです。
難しい所は、運営が難しくなるにつれ犠牲になる対象が、本来法律に則って支援するはずの利用者さんへ向かうという所でもあります。
もしこの報酬改定が進み、運営のしかたがもっと厳しくなる事で、生産性のある利用者の選別にもつながってしまう事が懸念されている事も現実問題出てくるとも思います。
A型の閉所がB型に人が流れる仕組みになり、利用者の選別がされることで本来B型の利用が出来ているはずの利用者さんの居場所が少なくなっていく。今度はB型の工賃を上げていかなければならず、収益を上げていないB型の運営が難しくなり、更に彷徨う利用者が増えていく。
本末転倒な流れが出来ないよう疑問を投げかける事をやめてはいけません。
そのために僕たちに出来る事をやり続けていこうと改めて感じている所です。
今日もありがとうございました!