僕らの福祉135
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こんにちは、吉田です。
いよいよ今週の6日(金)~9日(日)に大阪のレザーストア、スナワチさん主催のPOP-UPストア原宿2024 に今年も参加させていただきます!
TERASでは8日(日)限定でBOROFABRIC custom Jacket&Coat
の特注オーダー会を行います。
サイズやデザインをご自身で選んでいただけるので、完全フルオーダーでの作製が可能です。
そして、同じ日にメンバーさんの刺し子の実演も行います!!
初めての試みですが、商品が出来るまでにみんなこうやって作業をしているんだ、とよりリアルな場面も見れるので、是非お越しください!
【POP-UPストア原宿2024】
期間:12月6日(金)-9日(月)11:00-19:00
※最終日は撤収作業のため18:00まで
会場:デザインフェスタギャラリーEAST101
〒150-0001東京都渋谷区神宮前3丁目20-2
(JR原宿駅から徒歩9分、メトロ明治神宮前駅から徒歩7分)
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本日は可能性の話をしたいと思います。
TOMOSでは現在A型、B型の継続支援事業を行っています。
B型では生産活動をしたり日中活動の場として作業に対して工賃が支払われます。
TOMOSには様々な特性を持つメンバーがいます。
その中に元々B型の利用も難しいと言われているメンバーさんもいます。
新卒の子は大体、学生時代から現場実習という期間を経て卒業と同時に決めた施設を利用する事になるので、気になっている実習先に特別支援学校の先生や保護者が連絡をしてきます。
その子も実習する時期だったので、先生が連絡をしてきたのですが、「難しいですかね・・?」と弊社を気遣い申し訳ない様子でお伺いしてきました。
TOMOSでは今までにない重度の評価をされている子だったので、受け入れるのは少し不安もありましたが、チャレンジしてみようと受け入れる事にしました。
実際2週間の期間には本人の特性を見たり、起こりえる問題や課題も浮き彫りになります。
そこを加味した状態で受け入れ可能かを判断していきます。
最終日の反省会には先生や保護者が集まり、話し合いを行いますが、お二人とも「実習させてもらうだけでもありがたいです」と、もう最初から受け入れてもらえないのが当然のように話していましたが、施設長と僕とで、受け入れるには当然覚悟も必要になる事や起こりえる問題の対応などを何度も話し合い「良かったらTOMOSで支援させてください」と返事をさせていただきました。
先生はまさか、と驚いた様子で、保護者さんは泣いて喜んでいました。
来年で3年目を迎えるご本人ですが、刺し子の技術も、愛らしいキャラクターも、今ではTOMOSになくてはならない存在です。
もちろん課題もまだまだありますが、少しづつ成長をしている本人を間近で見れる事に、あの時諦めなくて良かったなとしみじみ思います。
自分で発言できなかったり、自らの意思表示が難しい人の事を周りが決めつける事や「どうせ出来ないだろう」の勝手な思い込みは、どうしても無意識に出てきてしまい、その人の可能性をつぶす事になります。
ですがそこだけに捉われずに、じゃあ他に何が出来るのか、を見つける事も、僕たちの大切な仕事ですし、可能性を信じてあげる事が僕たちの大きな役割です。
TOMOSに来てこんなに変わった、成長したと感じてもらえるような支援を引き続きやっていきたいと感じています。
今日もありがとうございました!!!