見出し画像

Episode 0 しめ縄を学ぶ

2023年2月、縄の会が始まりました。

2月25日(土)13:00〜14:30
2月28日(火)14:00〜15:00
@elever 大倉山


「じぶんちのしめ飾り」
今年の冬、じぶんでしめ縄飾りをつくりませんか?

ワークショップ形式でもスクール形式でもなく、
みんなで協力して知恵を寄せ合う勉強会。
しめ縄の意味や素材、造形への理解を深め、自分でデザインしたしめ縄を綯う。

一年をかけて、世界でひとつのしめ縄飾りをつくる壮大なプロジェクトです。

第一歩として、ひとりひとネタずつ持ち合い、縄について語り合いました。

素材、起源、意味、地域性、文化の継承…
縄の話題は尽きません。

ひとりひとネタを持ち寄りました

当日の様子は、音声アーカイブをお聞きください。(ほぼノーカットでお届けします。聞き取りにくい点もありますがご容赦頂けますと幸いです)

DAY 1

DAY 2



以下、会の冒頭にしーちゃんが紹介してくれた文章です。

“稲作文化が生んだ 春を迎えるかたち

お正月に家々を訪れ、新たな一年の実りと幸をもたらす年神様。
しめ飾りは、この年神様を迎え入れるための飾りです。

裏白やユズリハ、橙、紙垂などの縁起物をあしらい、家の門戸にかぎらず、暮らしの要となる居間や台所、蔵や納屋などさまざまな場に飾られてきました。

しめ飾りの原型は、神社などで見られる「しめ縄」にあります。しめ縄は、神様のいる神聖な場を示すために張り巡らす縄で、空間を清め、不浄なものを防ぐ魔除けの意味もあります。
古くは、家のまわりに縄を張り巡らせて新年を迎えていましたが、次第に縄を細工した「しめ飾り」が用いられるようになりました。

しめ飾りには、その年の稲からつくる真新しい藁を用います。一年の実りと無事に感謝の気持ちを込めながら、来たる年もまた多くの幸に恵まれますようにと願い、地方や家々によって多様な意匠や技法が生まれていきました。

それは日本の稲作文化と深く結びついた「春を迎えるかたち」です。”

出典「藁を綯い、春を寿ぐ  しめ飾り 造形とその技法」ことほき 鈴木安一郎 安藤健浩著 (2019)


縄の会 発起人のしーちゃん

次回は3月、
しめ縄を実際に綯う体験を予定しています。

ちなみにアーカイブを担当している私ゆりは、今回インフルエンザで涙の欠席でした…。
次回皆さまにお会いできるのを、心より楽しみにしております!

つづく

いいなと思ったら応援しよう!