Firebase CLIのログインって出来ますか? - Devin観察日記
明けましておめでとうございます。
今日は、DevinにFirebase CLIで認証させたので、その方法を書くことにしました。試行錯誤の過程はさておき、結論から述べます。
結論:Devinに任せるべき
なんだそれは、と思われるかも知れませんが、それが試行錯誤した末に僕が辿り着いた結論です。5 ACUs ($10) くらいはかかると思いますが、それでも認証の沼にハマるよりは安上がりです。
そういう結論ですから、この記事に何を書くべきか悩みました。よくある技術ブログのように「人間がやる操作手順」を書いても、環境によって上手くいかないケースがあったり、そもそも1ヶ月もしない内に仕様が変わってしまいそうです。しかし、実際やってみるとハマりどころはいくつか存在したので、それは伝えたいのです。
そこで、こうします。
今から僕が書くのは、あなたに宛てたメッセージではなく、「あなたのDevinに宛てたメッセージ」です。プロンプトと捉えても構いません。
前置きが長くなりました。それでは、お伝えします。
Devinの開発環境でFirebase CLIをセットアップする方法
こちらをDevinに投げてください。
Devinの開発環境でFirebase CLIをセットアップしてください。
私の方で作業が必要な場合は、なるべく具体的な手順を私に教えてください。
以下の点に注意してください。ただし、これは2025/01/01時点の記述なので、情報古い可能性もあります。
* firebaseコマンドが見つからない場合、devDependenciesに含まれている可能性があります。
* インストールだけでなく、認証も必要です。
* --token を使った認証は非推奨です。
* `firebase login` を使ったインタラクティブな認証は、Devinには出来ません。
* 認証に使うキーは機密情報なので、チャットでは直接送れません。
# 認証が上手く行ったあとのステップ
* このセッションで認証できたとしても、新しいセッションには引き継がれません。
* 今後の開発でFirebase CLIを利用したいので、何らかの引き継ぎが必要です。
* スナップショットをとる方法と、セットアップスクリプトを用意する方法があります。
* どちらがよいかは私が最後に判断するので、最後に質問してください。
試してませんが、多分いけると思います。無駄になったらごめんなさい。
この指示をDevinに投げると、おそらく「認証情報を提供してください」などと言われます。ちなみに2025/01/01時点では、FirebaseダッシュボードからJSONキーを生成可能です。その部分だけはあなたの仕事です。
それから最後に、新しいセッションで認証を引き継ぐ方法について、指示を求められます。あなたのDevinに使い方に応じて判断してください。それぞれのpros/consは、僕が今ここに書くよりDevinに聞いて貰った方が良いです。
あくまで参考程度に僕の現時点での結論を書いておくと、「devin-setup.sh」というスクリプトを作りました。これを毎セッション実行させます。READMEに「実行しろ」と書いてもいいですし、Workspaceの起動コマンドとして設定しておくのも良いと思います。後者の方がコスパはいいですね。
さて、いよいよ金銭感覚が麻痺して参りました。一歩先の未来を生きるためのコストとして受け入れつつも、たまに冷静になる瞬間が恐ろしいです。
せめてこの知見が誰かの役に立ちますように。
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