
すすむ時、諸般の事情、そして、とどめなく
夢の場面。
隣は学生服の二人。
奥には知った顔のライターさん。
今日閉店する店にみんなが押しかけている。
待っても待っても出てこない。
外にも人。ひと。人々。
なんだか高校時代によく麻雀をした京大近くの友人の下宿屋のような。密度。
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うどんの味もオヤジも
今日でお別れなのだ
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半紙一枚
静かに閉店を知らせて終わってゆくお茶屋。乾物屋。和菓子屋。漬物屋。卵焼き屋。餃子屋。うどん屋。
商売は引き継がれない・・・
味わいが消える。
残るはシャッター
頼りにしていたのに、
買ったのは何年も前やん
え、行ったことないけど
そこらじゅうで店が閉まる
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無責任この上ない、というか関係が遠い、そんな距離感のある閉店情報さえ、時代の日常で、あって
人口減少
金儲け経済
格差
そんなものが、さらって行く、足元の何か
地域のありよう。京都、
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目が覚めて29日。
今日、お隣りカフェレザンさんが閉店する。
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50歳そこそこでシェフが亡くなってから一年。ダンナさんパテシエさんが頑張ってきた。妹さんも手伝って、一家。
シェフはマツモトヨーコさんのファンでハガキを額に入れて飾ってて。インド雑貨「梟」さんの小林さんが発見し教えてくれた。
ー ー ーgallerymorningkyotoのオープニング・パーティに来たことがある人はキッシュや白身魚のエスカベッシュを食べたことがあると思うー ー ー
カフェの壁には絵を掛けさせてもらっていて。展覧会と並行して。その時の作家さんの作品が。大きな白い壁。今は、最後は、日本画家・柴垣美恵さんのメリーゴーランドの絵がかかってます。
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「もう1時間も待ってます」
ぼくは夢の中で言ってしまうんだけど。みんなは静かに、その何かを受け入れてて、痺れも切らさず正座して待っている。
そう、そんな風に、過ぎて行く、人生そのものを、
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#kikkan
#OxygenSharingEquality
#酸素消費の平等
#kyotolife
#ありふれたのしいいひ