それはきっと
家が揺れる
あの車が通るから
大きなタンクでガソリンを運んでくるヤツ
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夢世界ーーー
そう大きなエンビ版で版画を作る。そのための取材。こっちでは必死で風景を追い求めている。
車には布団まで積んでいて。
核心部分はいつものように忘れてしまっている。
でも、どおやら自分じゃない誰かのために車を走らせていて
それもラーメン屋のマークの入った軽トラで
横断歩道橋がいくつもいくつもやって来て若者たちが指を刺す。そんなにゆーめい？ ハデ？ 中で変なことしているわけじゃないんだけど、
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とてもどんよりとした朝です。雲に表情がなくて。
満タンタンクローリー通過の揺れの余韻が、地震来ないでの祈りに繋がっていて。
カタコト、扇風機が回っている。
夜明けが遅くなった。
太陽は南阪急で大阪へじゃなくて、南半球を照らしにかかっていて、経度ゼロへ近づいていて
とにかく夢の中はとても移動しているのだけど。
こっちは超低速で。変化ないみたいに時間が流れる。それでも明るくなってくる。
ググッと空間が雲で押さえ込まれている朝で。
どんよりとした情報がそこにあり。
次期総理大臣を決めるとほざくニュース放送バリに、見どころがない。
どっちにしても、もう明るくて。
おはよう。
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