今年を振り返る‥と少しお休みします
寺子屋きんいろの岡田美保です。
今年もあと2日!そして今年のわが家の小学生の冬休みは17日。
冬休み17日…ふだん体力と気力すごいよな…と尊敬する小学校の先生たちが、休んだり家族と過ごしたりする時間が増えてたらいいなと思いつつ
今年のふり返りと来年以降のご報告を少し。
ふり返り
今年は、
夏休み企画としてプログラミング教室 stapa programmer's guild の土居郁男先生と澤村英恵さんにご協力いただき、「ダンボール楽器をつくろう」
そして
秋の運動企画として、作業療法士、理学療法士の分野の土佐リハビリテーションカレッジの講師の稲富惇一さん (株)Works の事業者の橋本貴紘さん、その他スタッフの方々にもご協力いただき「なわとび苦手…でも大丈夫! 寺子屋きんいろなわとび相談所」を開催しました。運動に関連して大学生の青山結依さんに「だれもが楽しめるスポーツ」ということでクイズとお話もしていただきました。
ダンボール楽器を作ろうは、プログラミングと工作をして、2時間半で音の鳴る楽器にしてしまおうという時間でした。簡単なプログラミング操作を体験できる機械を使い音源を作りました。そして「延長!」「あと一回延長!」「最後の延長!」とギターやピアノをデコレーションする工作の時間をたっぷりとり、11名11個全く違うデザインの楽器を親子や講師との会話もしながら作っていきました。
なわとび苦手‥でも大丈夫!寺子屋きんいろなわとび相談所はオンラインにて開催しました。イベントの時間は大きく分けて二つ。運動の相談時間と体をうごかしてみる時間でした。運動のことをオンラインにて相談するというのは実はすごくハードルがあるのですが、参加者の保護者の方々にご協力いただき事前にお子さんの運動の現状を動画やフォームにて送っていただくことによって行うことができました。さらに講師の方々にも事前にお子さんの運動の様子を見ていただき課題やアドバイスを用意していただきました。
なぜやっているのか
寺子屋きんいろは未来は出会いで輝くを感じられるきっかけの場になればいいなという思いで運営しています。
具体的にいうと、子どもや学生の頃から、いろんな人との出会いの中で、体験を通しての受動的な学びと自分の気持ちをを発することができる対話の時間を体験できる場にできればと思っています。
なので、イベントの中では何も決めずに自由に話せる時間を作っています。
1年運営してみて改めて思うのは、「やりたい」の種は雑談からうまれるのではないかなと思うこと。
体験を通しての雑談の時間。普段自分が過ごす場所や雰囲気から少しはなれて、講師や一緒に来ている保護者と。
自分も相手も思いをお互いに口にする。
いろんな経験をされて専門性を持った講師の方々が、社会のコミュニティの場に出てきてくださることによって、好奇心の新たな芽が生まれるきっかけになればいいなと思います。
子ども×社会
ただ、イベントという短い時間ですのでそこで本音を話したり、体験や人とこの先もつながりたいという気持ちになるのは難しい部分もあります。
小学校の児童クラブや放課後の習い事のように定期的に顔を合わせているからこそ積み上がる信頼関係もあります。
でも、初めて会う人に自分の思いを話せるというのは経験の上に成り立つものかなと思うので、体験を通したコミュニティの場は必要かなと感じます。
どういう場がいいのかはまた運営しながら形を変えていけたらと思っています。
これから
寺子屋きんいろの活動を今月から来年の9月頃まで、運営者の体調の関係でお休みします。その後またイベントを開催していけたらと思っています。
寺子屋きんいろをはじめて1年たち、いろんな方々に来てもらい、いろんなお声がけをいただく中でここはこうした方がいいのかもと思う部分もありますので、どういう形でやっていくのがいいのかも考えながらお休み期間を過ごしたいと思います。
これからも、雑談は未来の可能性の塊だと信じて体験を通して雑談できる時間を作っていけたらと思います。
最後にご紹介♪この記事のトップページに貼ってあるのは寺子屋きんいろのロゴですが、大人と子どもが手をあげているようなデザインです。
寺子屋きんいろを始めたきっかけを時々振り返りつつ、これからも続けていければと思います。