連用日記(多年日記)のススメ
本日は習い事始め。新しいことを始めるのにもってこいだから、ちょっといつもの手帳術とは異なるものを取り上げようと思う。
家族や大切な人たちとの思い出をゆるっと振り返るにも、自分や子供の成長を実感するにも、自分のコンディションに気がつくにもお勧めな手法が、連用日記を付けること。
連用日記とは?
毎年、同じ日の記録が同じページ(あるいは見開き)で見えるタイプの日記のことです。2年以上使えるために多年日記と呼ぶこともあります。
2年、3年、5年、10年タイプがあり、メーカーによって紙質も大きさも様々なので、好きなものを選びましょう。
お勧めの連用日記
長く続けて欲しいから、紙も表紙もしっかりしていて何年も持つもの。飽きにくく何年も付き合えるものをお勧めしたいなと思って何種類か選びました。
表紙の色が綺麗なものなら、midoriのものがお勧め
小さくて持ち歩きやすいものなら、高橋書店のものが良い。
方眼が好きなら、ほぼ日の5年手帳がお勧めです。サイズは2種類ありますが、最初は小さなサイズのa6からが良いかなと思います。
去年の自分に再会できる
これが一番のメリットですね。デジタルで似たものは?というと、Facebookの「思い出」機能が近いと思います。紙で書くメリットは、書いていない空欄がくっきりとわかること。空欄は後から気ままに埋めても良いですし、ブランクのままでも良いのです。空白の日記は、この時期は相当忙しくて日記も書けてなかったのか、と気付かせてくれます。
何を書いても良いけれど、例えば…
天候と自分と家族の体調
地味に2年目から便利だったり面白くなっていくのがこれ。実は毎年同じような時期に、気温が急に下がっていて、家族が風邪をひいているなあ、とか気が付く。
食べたものやざっくりしたスケジュール
何を食べたとか、どんな料理にチャレンジしてみたとか、誰と会っていてどんなお話をしたか、等を書いておくと、自分のルーティンに気が付きやすいです。
気になったニュースも書いちゃう
自分が気になる世の中のできごと、社会問題について書くと振り返りが楽しいです。
ここについては中級コースとして英語で読んだニュースを転記しながら覚えたい表現について書いたりすると、語彙がじわっと増えていきますよ!
じっくり学ぶものを書いていくのも良い
数年計画で取得していこうというタイプの資格や、積み上げて少しずつ上達していくもの(語学なんかはまさにそうですね)について、その日の学びをまとめて書いておくのも良いですね。
番外編: 毎月の自分のコンディションを把握したい場合はこんなものも
毎月、同じ日の自分に出会いたい人はこんな日記もある。こちらは1年で完結するが、月末は忙しいなあ、等の気づきがきっとあるだろう。どれも中身は同じだが表紙の色が3色あり、どれもとても綺麗だ。
自分と向き合うことから始めましょう
うまくいかないことがある時も、嫌いな人がいる時も、自分と向き合うことから始めていきましょう。問題解決の糸口は、いつも自分の中にあるのです。
皆様の一年が素晴らしいものになりますように!
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