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英語塾が目指すもの

前回、寺子屋の目標について書きました。

3月に23周年を迎え、24年目が始まって3か月が経っていますが、基本的に同じ目標を持って進んでいます。最初に思っていたのとは少し違う方向に進んでしまっていることは否めませんが、、、笑

外国語学習の土台となり、また、振り返って強化していくべき「国語力」の土台作りのために、2018年の冬期講習を皮切りに、2019年度から通年のクラスとして「作文講座」を開講しています。

「うちの子、読書はするんです」というけれど、文章が書けなかったり、算数や数学の文章題が苦手なのは、普段の会話が単語だけだったり、読書と言いながら読む本が自分の理解できる範囲のものばかりだったり、本は読むけれどきちんと理解せずに、私たちとは違う物語を読んでいたりする可能性が大きいのだと思います。

英語の訳文や解釈を聞いているとびっくりするほど子どもたちと私たちとでは住んでいる世界が違うことに気が付きます。

子どもたちが何を学びとり、何を考えているかを知るためにも、インプットだけではなく、アウトプットが大切だと感じます。

そのために、寺子屋の英語の授業では古いと言われても、オーソドックスな和訳の授業を中学生・高校生にはできる限り行います。今、学校では丁寧にしてくれない授業です。

ー僕が大学に入ったのは、21歳のときだった。

という訳と

ー21歳のとき、僕は大学に入学した。

という訳ー伝えている内容は同じでも、相手が伝えたいことが違う。だから、上のような訳を今回のこの文章では使う。そんな解説も交えながら・・・。

外国語学習は振り返って母語と母語の文化の理解を深めるはずだから。そこが高校までの外国語学習の肝でもあると信じています。

つづく



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Terakoya Kamei
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