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国語基礎講座 ③

国語基礎講座①では

「ゆうたはともだち」(きたやまようこ 作 あかね書房)を使った。

ゆっくりとていねいに書き写す姿勢を見たいから、簡単で短い文章を選び、また、感想が言いやすそうなものを選んだ。

2回目からは 「クレヨンからのおねがい」(ドリュー・デイウォルト 作 ほるぷ出版)のお手紙に一色ずつ、取り組んでいる。

最後にまとめて感想を・・・と考えているけれど、時間が許す限り、自分で書いた文字で何度も音読してもらっている。

今、高校生でも、自分の解答などの文字、文、表現を見直して、誤字脱字を自分で修正することが苦手な生徒が増えている。

丁寧な見直しは、自らの間違えに対する謙虚さの表れでもあり、確認をする人への配慮でもある。

そんな姿勢を少しずつ身に着けてることも「学ぶこと」の1つだ。

また、音読では、自分の声に注意を払うことも学んでほしい。

聞き取りの悪い生徒が増えている。

母語である日本語での聞き取りもままならないのに、英語で聞き取れるわけがないー

私たちはそう考えている。

基本的なことだけれど、大切なことだ。
ないがしろにされているけれど、軽んじてはいけないことだ。

1つ1つていねいに取り組んでほしいと思っている。


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Terakoya Kamei
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