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自分たち自身のSDGsを考える ⑥
寺子屋では、学ぶ姿勢、学ぶ態度を重視しています。
なぜなら、寺子屋の究極の目標が、自分で学習できる生徒が育つ塾となることー生徒たちを塾漬けにしないことだからです。
高校生になっての通塾は、自分に必要なものを自分で考えてしてほしいと願っています。
そのために、中学卒業までに自分ですべきことが分かるようになってほしいと思います
が・・・前途多難だと感じることが増えています。
学ぶ姿勢、態度の要の1つがスケジュール管理によって自分のすべきこと、できることを知ることです。・・・寺子屋では2か月に1回、寺子屋のお休みの日を記したカレンダーを2枚生徒に渡します。1枚がご家庭保管用、もう1枚は自分たちの学校行事などの予定を書いて再び私たちのもとに返してもらうものです。
小学5年生以上には自分で書いて提出してもらうことにして、少しずつ自分のことと認識して自分ですべきことを管理してもらうようにしています。
でも、いつまで経っても、保護者方が記入してくれたものを提出してくる高校生もいれば、一度も提出してくれない小学校低学年の生徒の親御さんもいます。
テスト日程、範囲などの提出も、きちんと書式を作って提出してもらうようしていますが、きちんと書いて出せない生徒、最後まで範囲や日程があやふやなままテストに臨む生徒もいます。
概して、自分事だという認識が薄い生徒が増えていると感じます。
その認識を変えることが本当の実力を上げる一番の近道で、そこが変わらないと子どもたちの学力は、持続可能ではないのだけれど、、、そこがなかなか大人にも伝わらないことが多くて、歯がゆい日々です。
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