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【第2回】生成AIでノベルゲームっぽいデジタル紙芝居を作る

退屈な研修を気軽に楽しく学べるようにすべく、生成AIを使ったノベルゲーム風のデジタル紙芝居作りに挑戦中の私たち。(第1回はこちら)

第2回目ではデジタル紙芝居の脚本作りの様子をお届けします。果たしてどんなストーリーが生まれたのでしょうか?

テーマを基に脚本作り開始

まず、メンバーで話し合ってざっくりしたイメージを決めました。真面目な内容だけど親しみやすいストーリーにしたかったので、最初に決めたのはこの2つ。

  • SDGs目標14「海の豊かさを守ろう」をテーマにしたストーリーにする

  • 主人公は「浦島太郎」

早速、ChatGPT先生にお伝えしてみます。

プロンプト

それに対する回答がこちら。

ChatGPTの回答

な、なんかツッコみどころ満載な気が・・・
さ、再会からはじまるってことはおじいさんスタートってこと?
セリフもなんだか不自然なような気がします。

まだまだ使い方が未熟な私達。いろいろ試してみます。
指示が抽象的だとざっくりした回答になりそうなので、ChatGPTと対話しながらアイデアを固めていく作戦にしてみました。

プロンプト
ChatGPTの回答

親しみやすいキャラクターでとお願いしたら、なんかおじさん構文ぽい絵文字が入った回答になりました(笑)どこで学習してきたのでしょうか・・・

ChatGPTと対話を続ける中で、この提案にたどり着きました。

自然なストーリーで、かつ進めやすそうなので、この「現代版:浦島太郎」の提案を軸に脚本に仕上げていくことにします。

小説っぽい文章から脚本へ

最初のオープニングシーンから詳細を詰めていきます。
ここもChatGPTと対話しながら、小説のような文章に仕上げてきます。

イイ感じになってきました。これをさらに紙芝居用の脚本にします。
脚本はキャラクターのポーズや表情や背景の作成がイメージできるように、以下のまとめかたを指示しました。

  • シーンに分割する

  • セリフを入れる

  • キャラクターの表情を入れる

浦島太郎が竜宮城の帰りに突然不思議な力で現代にワープし、海岸が汚れている原因を解決するために亀と一緒に旅にでるような「現代版:浦島太郎」がはじまりそうなストーリーになりました!
最初に提案されていた「おじいさん状態からのスタート」は避けられそうです。

こうして脚本は一旦完成!
ChatGPTとの対話を通じてノベルゲームっぽい紙芝居にできそうなストーリーを作ることができました。

次回は、この脚本をもとにStable Diffusionを使って背景やキャラクターのイラストを制作していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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