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思いやり
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2024/10
10月はあまり海士にいれなくて、寂しかった。
帰ってきたらやっぱり海士大好きー!ってなった。目と耳が癒されて心が落ち着く。金木犀のいい香り。むかご。銀杏。すっかり涼しくなって半袖じゃ寒い。寒くなってきてるってことはいよいよ終わりが近づいてきてる。ほんまに悲しい。
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私の中で一番大切だと思っていること、思いやり。それを改めて感じることがあった。
わたしは今本気の焼き物教室に通っている。勇木さんという海士町の陶芸家さんが島民限定10名の方に本気で教えてくれる。お皿の作り方だけを教えてくれるんじゃなくて、自分の心が感じるもの(?)を成長させてくれている気がする。ほんまに言葉にするのが苦手で難しい。
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相手を想ってつくるところが料理と似ているなあと思う。例えば、飲み口を削ってなめらかにしてあげると飲みやすくなる。でも器は人に対しての思いやりだけじゃなくて、机に対しても優しくする。底も削ってあげないと机に傷がいっちゃうから削ってあげてって。器を見ればその人の優しさもどういう気持ちで作ったかもわかるらしい。器には感情がついてる。すごいすごすぎる。
とにかく勇木さんほんまに優しい方で言葉遣いも素敵でこんなに良い人がいてはるんやってぐらい。
また優しい素敵な人に出会ったな。
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先生に教えてもらっている料理も食べてもらう人のことを考えている。食べる順番、食べやすい大きさ、お箸で掴みやすいように、、沢山ある。
普段生活していても思いやりって大切ってすごく感じている。私の周りには思いやりがある優しい人しかいないから常に優しさに囲まれてる。人に恵まれるように育ててくれた親に大感謝です。
思いやりに溢れた料理人になる。
小さな思いやりにも気づく人間でありたい。
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残りの寺子屋をどう過ごしていくか、あまり考えたことがなかった。
残りの寺子屋での個人としての目標。
ただ単にスピードアップする。ひとつひとつの動きを丁寧に素早くしたい。頭の回転も早くできれば嬉しい。
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帰ってきたら魚にめちゃめちゃ脂が乗ってきててびっくり。これは赤羽。キラキラ輝いちゃってる。食べたい。
(文:島食の寺子屋生徒 冨田)