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慣れ和む


【実践のピークで掴み取ったこと】

11月のだんじり弁当を終えて怒涛の実戦のピークをやり遂げた中で個人的に掴めたポイントは自分の担当は絶対に終わらせるために前々から一連の動きを予測して決めておいてそれに必要な道具や、やっておかないといけない準備を出来るなら前日にセットしておくなどして、とにかく「当日の負担を減らしておく」こと。は大事なポイントだなと感じました。

寺子屋に入学してからの7ヶ月間の中で1番数も量も多かっただんじり弁当だったから事前準備などを出来る環境や時間も少しはあったけれど、この1年間を終えた次の職場や環境ではこれが週一ペースであるのか、はたまた毎日のようにあるのかもしれないってのを考えるとそんな事毎回毎回してられ無いな、と感じた部分もありました。

でもこの実践ピークで掴んだポイントのもう一つに「慣れは必ず生まれてくる」ことです。10月後半くらいからずっと続いてた忙しい期間。始まる前は自分に耐えられるか分から無いしずっと何も掴め無いまま終わってしまうんじゃないかと怖い部分があったけれど、いざ始まってみて、初めは体力的にも精神的にもしんどいけれど、ピークの後半になるにつれてだんだん疲れも怖さも無くなってきてなんて事ないと思うようになっていたのは個人的には1番印象に残ったかもしれません。朝が早かろうが休憩が短い時もあったけれど慣れによって普段より疲れがあまり感じなかったのは本当に不思議でした。この慣れのおかげで自分をコントロールしやすくなったし、予測もよく出来るようになった気がして、1番の収穫かなと思っています。

 崎村だんじり祭り

【第二回の留学弁当について】

4ヶ月前の8月の1回目の留学弁当では1番目のチームで考える時間も少ない中でチームで考えたものを体現出来た事にまずはホッとした記憶が新しく、もう2回目が来たか、と時の流れの速さと自分自身があの頃からどんな成長をしているのかもあまり理解できてい無いけれど、今回はチーム西原として男色溢れた弁当というモチーフでしっかりと考えていきたいなと思っています。

3番目の最後のチームなので1,2番目で感じたことを活かせたり、感想や反省なども自分たちの弁当に活かせることがプレッシャーにもなるしハードルは上がるけれどそれを乗り越えれるように考えて頑張っていい調子でおせち研修に行きたいなと思います。

おせちの研修は辰巳屋さんに決まって、去年の辰巳屋さんのおせちを改めて見てみたけれど多分今までよりはおせちに対する解像度があがっているなと思った。料理に詳しく無い人はおせちがどういう作られ方とか形とか味とかもあまり想像しにくいというイメージで去年まで自分もおせちを食べていたけれど7.8ヶ月料理料理学校にいると流石にある程度理解が及ぶし、だからこそ大変さを見るだけで感じてしまって今から不安になったり、ハードなスケジュールにゾッとしてしまうばかりだけれど普通生きていて絶対に出来る事のない経験で貴重な瞬間だと思うので意識して噛み締めて頑張ろうと思いました。

(文:島食の寺子屋生徒 魚谷)