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放課後の雑談①(魚を贈った話)
同じく対談形式でインタビューに臨んだ出野・三橋コンビ。
5月を振り返る為と言いながら、結局のところ雑談になってしまった。
放課後のささやかな雑談を聞くような気持ちで、読んでいただければと思います。
三橋:
5月は家に魚を送りました。ちっちゃい鯵とかも喜んでくれて、こっちだとそんなにだけど、「えー、すごい。」みたいな反応で。
急遽、家に法事で戻ったのが、魚を送った次の日位だったので、届いたばっかりだったんですよ、私が家に着いたのが。送った魚がそのまま残っていて、鯵を開いてあげたんですよ。
恒光:
そのまま持ってかえってあげても良かったのにね(笑)
三橋:
不測の事態だったので(笑)
でも、改めて、魚の価値がすごいなって。
恒光:
魚は自分から送ったの?それとも、送ってほしいって言われたの?
三橋:
私が魚を送りたくて。
最初は牡蠣だけを送るつもりだったんですけど。
5月から大敷に行くようになって魚を見るようになったら、家族に食べてもらいたいなと思って。できれば、おろして加工して送りたかったんですけど、鮮度が心配だったので水洗いだけして、送ったんですけど、それだけでも喜んでくれました。
だから、やっぱりすごいんだなぁって。大敷でとれる魚とか。
恒光:
出野さんもなにか送ったの?
出野:
送りましたよ~。私は3軒に送りました。みんな喜んでくれました。
親戚と今もお世話になっているバイト先の居酒屋さん。家族経営なんですけど。
三橋:
海鮮系のお店なの?
出野:
うんうん、造里とか。出しているところ。
恒光:
そういうところに送るのは、なんか緊張するね(笑)
出野:
緊張しました(笑)
でも、めっちゃ優しいから。
恒光:
そこのお店で働いていたのが、料理に関わるきっかけだったりするの?
出野:
全然ありますよ。大学時代のバイト先で、もともと食とか料理に興味があったから、そこのバイト先を選んだんですけど。
恒光:
せっかくだし、出野の大学時代について聞いてみようか。
出野:
それ、全然関係なくないですか、5月の話と(笑)
大学がすごく忙しくて資格をとる学校だったので、みんなみたいにそんなにエンジョイはしてないと思うんですけど(笑)
授業で予定がいっぱいになりながらも、バイトが楽しみのひとつで。でも、大学時代は寮に住んでいて、そこがめちゃめちゃ厳しい寮で、門限とかもあって。居酒屋も9時までしか働けないっていう。。(笑)
一応、3時半から入るんですけどね。
ちょっとした仕込みとか、開店前の掃除とかをさせてもらっていました。
恒光:
居酒屋のバイトっていいよね。
出野:
私の働いていたところは家族経営で、常連さんも多くて。
本当に名前も顔も覚えてくれるし。本当にみんなに愛されていたんで(笑)
レジがなくて全部暗算だったんですよ。
全部、注文を鉛筆で正の字書いて、それを全部暗算するっていう。
わたし算数が苦手過ぎて、お釣り間違って渡したりしたこと何度もあって、常連さんがすごく優しくて、「多いよ」って返してくれたり。
そういうアットホームなところだったので、めちゃめちゃ楽しかったです。
恒光:
そういうアットホームな雰囲気のお店で、ゆくゆく料理を作ってみたいと思う?
出野:
もしお店をするなら、そういう雰囲気のところがいいですね。
なかなか5月の話ができない。。(笑)
魚を送ったっていう話ですよね。
意外と魚を送るというのが、自分で買って、自分が送る為にやるっていうのが、新鮮だった。
いつもだったら、授業でやっていることと一緒なんですけど、やっぱりどこか客観視しているような感じがあるけど。
あの時は初めて自分だけが主体でやったから、なんか感じるものが違ったというか。
三橋:
ホテルのBBQ用魚のツボ抜きとかをしていても、誰のところに持っていかれるかわからないから、それに比べたらわかりやすい。あの人の為にみたいな。
恒光:
2回くらいやったら飽きてくるんじゃないの?(笑)
次になにか送るとしたらレベルアップしたいよね。
三橋:
しめ鯖とか送りたい。
(2021/6/1 収録@寺子屋校舎の放課後)