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島食の留学弁当(2024.12.13)
生徒たちだけでお品書きを考え、
仕込みの段取りも自分たちで考え組み立てていく「島食の留学弁当」企画。今回は、2024年度 島食の留学弁当の冬編第2弾!今回のお弁当のお勧めや、自分たちなりにチャレンジしたことなどを話してもらいました。
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今回のお弁当のテーマは?
魚谷:
男ふたりで作るということで、男らしく「御飯がすすむお弁当」にしました。
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テーマはどんな風に表現しましたか?
坂元:
基本的に味をいつもより濃ゆくするように心がけてみました。
自分のお勧めは里芋コロッケです。里芋を出汁で先に炊いて味を沁み込ませてから潰して、コロッケにしています。
魚谷:
お勧めは室鰺のフライです。
室鰺は最近よくとれるので、柚子胡椒を塗ってアクセントを加えたのがポイントです。御飯が進むと思います。
今までのアンケートを読んでどのように感じてきました?
魚谷:
濃い味に「濃すぎた」という意見は少なくて、薄い味の方が敏感に反応するかなと。なので、濃くしてみようかなというのもありました。
坂元:
自分も同じような意見で、もっと味を濃ゆくした方が、冷めたときに味があって美味しく感じるんじゃないかなと思います。
離島キッチン海士での実践を経て、自分自身はどう変化しました。
魚谷:
だんじり弁当とか色んなピークを経て、8人の生徒の中の1人というのではなくて、自分ひとりでどうにかしなかあかん時もあって。
先生には頼るんですけど、それまでは他の生徒に頼りすぎていて、ついていくだけだと成長しないなと思えるようになって、そこが成長したところかなと思います。
坂元:
沢山実践を積んで、仕込みの段取りを意識するようになりました。
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余談 海士町で一番ごはんが進んだ料理は?
魚谷:
お造里じゃないかなって思います。
あと、フライとかどこでもできるけど、魚使ったフライなら海士町の魚を使ったフライが一番美味しいかなって。
坂元:
自分は魚の煮付けです。特に鯛の粗煮ですね。
最後に食べ手の皆さんにひと言!
魚谷:
先週と先々週のお弁当は、盛り付けも綺麗で色鮮やか弁当が続いてきたんですけど、今回は見ためも味でもガツンとくる、男臭い見た目になっています。今までの寺子屋にはなかったような、お弁当にできたかなって思います。
坂元:
男弁当をぜひ楽しんで食べてもらえたらなと思います!
(収録:2024年12月12日 島食の寺子屋校舎 昼休み)