2022年キャンプ記 ～プレオープン negura campground～
3月になり、暖かい日も出てきました。冬の終わりは残念に思いますが、新しい季節の始まりは楽しいものです。
富士山と夜景が楽しめる、絶景キャンプ場としてプレオープン中のnegura campgroundを、3月第一週に訪れました。
場所
伊豆半島の入り口である熱海と沼津の中間の山合にあるnegura campgroundは、まだプレオープン中のキャンプ場です。
正式オープンに向けて絶賛整備中なので、十分な設備が整っていない時期ではありますが、Twitterでずいぶんと噂になっていたので、応援の意味も込めて訪れました。
専用サイトでの予約制です。人気があって週末はなかなか空きがありませんでしたので、ひと月くらい先の予約で、ようやくとれたのが3月第一週でした。
チェックインの前に
チェックイン時間は13時、問い合わせてみると、早めに来ることは構わないとのことでした。
せっかくですので観光をしてから訪れることにして、以前にいつ来たかわからないくらい久しぶりの熱海ビーチに向かいました。
熱海の町並みはずいぶんと変わってきていて、海沿いは再開発が進んでいるようです。
海は穏やかで風もなく、気持ちのいい時を過ごしました。この穏やかさが急変するとも知らずに…
チェックイン
予約していたのはmujinaサイトです。実際行ってみるとどのサイトも程よい広さで、mujinaには最終的に8組ぐらいのキャンパーが入り、ちょうどいい距離感でした。
受付は建物がまだなく、常設のテントです。宿泊料はプレオープン中のため、大人1人1000円、車1台1000円の合計2000円！素敵です！
薪は広葉樹がなんと1キロ100円！素敵です！5キロ買ったのですが本数だと4本、1本1本がとてつもなく重くて立派な薪でした。
キャンプ本番
前回と同様、FIELDOORのフィールドキャンプドーム100を持ってきました。場所を決めてテントを張り始めたのですが、少し風が強くなってきていて、張るのに少し苦労しました。
タープを張ろうか迷ったのですが、地面が土であまり強そうではなかったので、タープを張るのは止めにしました。あとで振り返ると止めといてホントに良かった…
この日は焚き火料理をしようと思っていたので、ステンレス製のクッカーを準備していました。
お手ごろな値段でサイズもほぼスノーピークのアルミクッカーと同じのベルモントのステンレスクッカーは、煤だらけでガシガシ使うつもりでした。
ですが、風は収まるどころかどんどん強くなり、テントの中にいったん避難です。時折外に出て景色を楽しみましたが、日も暮れて、とうとう夜になってしまいました。
巻き上げるような風が繰り返し襲ってきて、とても焚き火ができる状況ではありません。テントは前室がコンパクトなので料理ができるような広さではなく、そもそもの強風で前室にいることも困難です。
テントが揺れるくらいの風のため、焚き火も料理もできず、テントに籠ったまま寝るしかありませんでした。お酒だけはしっかり飲みましたが。
夜中になると風はさらに強まり、テントの外壁が大きくへこんで寝返りを打たされるくらいの暴風となりました。
寝不足のまま朝になり、ようやく風が収まって、落ち着いて朝焼けの富士山を眺めることができました。
隣にいたキャンパーさんは、いなくなっていました。夜中のうちに撤収したのでしょうか。それくらい厳しい天候でした。
お腹は空いていたのですが、陽が上がってくるとまた風が強くなると思われるので早朝から撤収を開始して、9時にはキャンプ場を後にしました。
「日曜は夕方までいてもよいですよ」と言われていましたので、丸々2日間楽しむことができるキャンプ場だったのですが、荒天には勝てず残念です。
ぜひまた訪れて、ゆっくりと過ごしたいと思います。
おまけ
陽が昇った後の富士山も素晴らしかったです。焚き火も料理も楽しめませんでしたが、絶景を楽しむことはできました！
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