2023年キャンプ記 ~雨の夜景を楽しむ ほったらかしキャンプ場~
11月になって日中の気温も20度を切る日が多くなり、近所の公園もだんだんと紅葉が始まりました。
年初に申告していた平日連休が取れたので、週末では予約がとても難しいキャンプ場を渡り歩く、2泊3日のキャンプを計画しました。
しかし私は"雨男"、天気予報は2日目の午前中まで雨、後半は晴れと天気が真っ二つに分かれました。
雨でも夜景は楽しめます!
雨風を覚悟で装備を整え直して、最初のキャンプ地、ほったらかしキャンプ場に向かいます。
場所
ほったらかしキャンプ場は、夜景と富士山と温泉と、すべてがそろった素敵なキャンプ場です。
ほったらかしキャンプ場はとても人気なので、はじめから平日のぼっちサイトに的を絞り、12:30のアーリーチェックインで予約しました。
去年初めて訪れたときは、寒かったですがとてもよい天気でした。
今年は雨キャンプを楽しみます。
チェックインの前に
出発は朝6時半、今回も下道でのんびりと景色を楽しみながら行くことにして、甲州街道(国道20号)をひた走ります。
途中に道の駅甲斐大和に立ち寄って、今日の夕食と考えていた鳥もつ煮の食材が何かあるか探しますが、あったのはレトルトのみでした。
今回は出来合いのものでよしとして、キンカン入りのレトルトの鳥もつ煮を買いました。
お昼ご飯は山梨の郷土料理の一つである吉田のうどんと決めていたので、つゆ付のものを選び、甲州ワインや野菜も買いました。
残りのものは、事前に調べて決めていた地元スーパーのいちやまマート山梨店で買い出しをして、準備万端です。
12時前にキャンプ場直前の笛吹川フルーツ公園に到着し、車を停めて写真を撮ったら、いざキャンプ場入りです。
チェックイン
12時過ぎにほったらかしキャンプ場に到着しましたが、雨予報のせいか先着キャンパーは一人でした。
受付をして薪を買って、今回は4番サイトに陣取ります。
キャンプ本番
今回は雨なので、タープ下にこもって焚き火を楽しめるように、UnigearのTCヘキサタープと、Fieldoorのフィールドキャンプドーム100を持って来ました。
ぼっちサイトは駐車1台込みの8m×5mで意外と狭いので、対角にタープを張っても、3.2mx2.9mのタープでぎりぎりとなります。
タープ下にテントの入り口を入れて、荷物置き兼用のベンチを置いて、地べたスタイルの基地が完成しました。
設営でかいた汗をビールでさましたあと、ほったらかし温泉までのんびり歩いて、温玉揚げを買ってきました。
そうこうしているうちにお腹が減ったので、吉田のうどんを作ります。
袋に書いてある作り方は、野菜と麺を茹でるのとつゆと、すべて別々に作るとありますが、キャンプ飯っぽく全部ぶっこんで一気に煮込みます(作り方を無視してすいません)。
野菜とつゆを入れて麺を投入、しばらくするとつゆが沸騰し、いい香りがしてきたので、さらに5分くらい煮込んだら完成です。
しばらくのんびりしていると、少し暗くなってきて、富士山は雲に覆われてしまいました。
雨雲レーダーを見ると21時頃に雨になるようなので、あわただしく夕食の準備に取り掛かります。
焦げ付き防止にアルミホイルをクッカーに敷いて、レトルトの鳥もつ煮をあけます。
箱の作り方に「お好みで砂糖、しょうゆ、みりんを足せ」とあるので、味マルジュウと青唐辛子を足しました。
どんどん暗くなりましたが、焚き火も安定してきたので、鳥もつ煮を火にくべて煮込み、おいしくいただきました。
吉田のうどんが二人前だったのでご飯は炊かず、残り一人前を素うどんで作って食べました。
ここからは夜景タイムです。
結局この日のぼっちサイトは10組ほど、程よい距離間で静かに過ごすことができました。
雨になる前にほったらかし温泉に行ってゆっくりと湯につかり、温まって帰ってきたら雨が降り出したので、テントに籠って就寝です。
雨は時折強く降り、やや寝不足で翌朝を迎えました。
雨は午前中まで降ったりやんだりのようなので、やんだ数分間のうちに撤収を繰り返します。
しばらく雨が途切れそうなタイミングでタープを一気に撤収し、10時前にキャンプ場を発ちました。
雨でも夜景を楽しめました。
また訪れたいと思います。ありがとうございました。
おまけ
ほったらかしキャンプ場では、土嚢袋に広葉樹の薪詰め放題1,500円で売っています。
ずいぶん大きな薪ですが、据え付けの鋳鉄製の薪割り台で、自分でかち割っていくシステムでした。
気持ちよくたくさんかち割って、持ち帰りました(また!?)