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キャンプ道具 『イワタニ ジュニアコンパクトバーナー』 ~ソロキャン料理の幅が広がる~

キャンプ持っていくストーブですが、今回はアルストに代わるソロキャンプ用の第二のストーブとして、CB缶(いわゆるカセットボンベ)のストーブを買った話です。

アルストの唯一の弱点

キャンプを始めたときに買ったコールマンスポーツスターIIは今でもお気に入りで、家族で行くキャンプには持っていきます。でも、ツーリングキャンプにはこれでもちょっと大きく、持って行きづらい。

そこで私の中で定番化したのがトランギアのアルコールストーブTR-B25なのですが、唯一の弱点が火力調整の難しさです。

火力調整用の蓋を使えば調整はできるのですが、煮物などの調理でよくある

1. 最初は強火
2. 途中から中火
3. 燃料がまだあるので消火
4. 冷めたので再加熱

とかやろうと思うと、クッカーと五徳を外し、火力調整したらまた五徳を取り付けてクッカーを乗せる…言うは易しですが、なかなかうまくはいかないものです。
あたりまえですが、消火した後にまた点火するときにはライターで火をつけないといけませんので、これも一苦労します。

この苦労自体はアルストの魅力なので、それをもう少し楽で安全にこなすため購入したのが、gaobabuのキャリボ風防です。

本体の開口から火力調整の蓋を出し入れできるのが、この商品を買った最大の動機です。
しかし、道具は良くても気持ちと技量の問題はあります。ぐつぐつと沸いているときに、落ち着いて手早く火力調整をするのは難しいものです。

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CB缶ストーブで悩み解消

火力調整と点火の煩わしさを解消し、ランニングコストが安いことを条件に考えると、家庭でもよく使うカセットボンベが使えるCB缶のストーブが選択肢となりました。
ツーリングキャンプに持っていける軽量コンパクトなものは、自分の中ではSOTOのST-310かイワタニのCB-JCBかの二択、個人的にはST-310はちょっと大きいと感じたので、今回はCB-JCBに決定しました。

アルストと比較する

届いたので、さっそくアルストと収納性を比較してみます。
本体の収納性ですが、TR-B25はキャリボ風防のケース内に収まるのに対し、CB-JCBは別購入の遮熱版もケースに入りほぼ互角です。

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次に燃料の収納性ですが、TR-B25は0.3Lのフューエルボトルを使っていますので、これとCB缶との大きさ比較になります。ソロキャンプにちょうどいい量のアルコール燃料を持っていけるので、これはほんとに重宝しています。

以前記事に書いたCHUMSのBooby Multi Hard Case Mにそれぞれ入れてみると、燃料込みで大体同じくらいの収納性でした。
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ちなみに、CB-JCBは火力も申し分ありません。公式ページに記載のある性能で比較しておきますと、CB-JCBはTR-B25の3倍近い能力があります。

イワタニ CB-JCB
 出力:2.7kW(2,300kcal/h)
 水1リットルの沸騰時間:約4分
トランギア TR-B25
 出力:1.0kW(860kcal/h)
 水1リットルの沸騰時間:約10分

ただここは、私の中では勝負どころではありません。五徳や火の広がり方で効率も変わると思いますし、ソロキャンプなら水1リットルを一気に沸かすこともありません。
CB-JCBに期待するのは、あくまでも火力調整と点火の煩わしさを解消してくれることです。

気になったこと

CB-JCBはスタイリッシュでかっこ良く、非常に気に入ったのですが、ちょっと気になるのは、火の出る部分の直径が小さく、五徳が滑りやすいことです。
クッカーによっては注意しないと、熱の伝わり方が偏ったり、乗せたクッカーが不安定になったりするかもしれません。
専用設計の五徳バーナーパッドがあるのもこのせいでしょうか。使い勝手については、これから使い込んで検証したいと思います。

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ストーブのバリエーションが増えて、ソロキャンプの料理も幅が広がります。もっていくのが待ち遠しいです(そろそろバイクで行きたいです)。

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