2022年キャンプ記 ~大きな富士山 富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ~
暖かくなってきたことで、冬キャンプには行かない人にとってもキャンプの季節になってきました。
寒いのが好きなのも嫌いなのもまぜこぜのキャンプ仲間で訪れたのが、富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジです。
場所
東名高速道路から富士山の西を抜けていく、西富士道路沿いにある富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジは、ゆるキャン△でも登場する、大きな富士山が見えるフリーサイトのキャンプ場です。
予約は電話のみ、宿泊名簿をFAXで送る必要がある、支払いは現金のみ、車は駐車場、ごみは持ち帰り、と、人によってはハードルを感じるキャンプ場ですが、私はそんなことはへっちゃらで、とても好きなので何度も訪れています。
チェックインは結構遅めの13:30、フリーサイトでチェックアウトは12:00です。有料ですが、それぞれ500円でアーリーチェックイン(09:30~)とレイトチェックアウト(~16:00)の設定がある、時間の自由度が高いキャンプ場です。
チェックインの前に
前回のキャンプで使えなかった薪と、その前のキャンプで余らせた薪はいずれも広葉樹で、ナイフでのバトニングは全く歯が立ちませんでした。そこでとうとう手斧を購入、今回は広葉樹の薪をかち割るキャンプです。
購入したのはハスクバーナのハチェットヤンキー、これは日本限定仕様の商品で、ヘッドは700gとしっかりした重さがあるのに価格は控えめの定番商品のようで、ほぼ即決で購入しました。
アーリーチェックインするか仲間と打ち合わせをしましたが、朝が弱いメンバがほとんどのため、通常のチェックイン時間に決定しました。
買い出しはいつものマックスバリュ富士宮若宮店、ここは24時間営業なので、早い時間に現地入りしても問題なしです。今回はゆっくりなので12:30に待ち合わせ、買い出しをして現地に向かいました。
チェックイン
13:30過ぎに到着、入り口付近から見る富士山は、遮るものがほとんどなくて大きく、とても好きです。
チェックインのために管理等に行くと数組並んでいましたが、それほどは待たされずにチェックイン完了です。
今日はほぼ満員とのことでしたが、サイトに行ってみるとかなりガラガラ、昨年訪れた時の方が混んでいたと思いますので、コロナ禍で組数をさらに絞ったのかもしれません。
キャンプ本番
富士山の見えるスポットはいろいろとあるのですが、トイレが宿泊棟のあたりにしかないので、あまり離れていないサイトを選択して陣取ります。
今回はタープなしですが、荷物が少しあるのでDODのライダーズワンポールテントにしました。風がほとんどなく穏やかで、日中は暑いくらいです。
設営が終わったら今回のお目当て、広葉樹を手斧でかち割り開始です。ちょっとコツがいりますがすぐに慣れて、とても気持ちよくかち割りました。
メンバ全員、かち割り体験をしたのですが、全員の感想は「気持ちいい!」でした。手斧を見る目つきが怪しいメンバも…こわい
多人数(今回は5人)のソログルキャンは久しぶりでしたが、キャンプ仲間と過ごすのはとても楽しいですね。
陽の高いうちから呑んで食べてしゃべって、あっという間に夜になり、気温も下がったので自然と宴も終了し、それぞれのテントに戻っていきました。
年のせいなのか習慣なのか、5時過ぎには目が覚めました。朝の富士山はいつもながら厳かです。
朝は思い思いの時間に起きます。チェックアウトは12:00なので、時間はたっぷりありますから。
若手が作ってくれたホットサンドとコーヒーをいただいて、ゆっくりと撤収して帰りました。
何度来ても、YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジは最高なキャンプ体験ができる素敵なキャンプ場です。
また来たいと思います。ありがとうございました。
おまけ
YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジは、サイトを囲うようにススキが広がっています。枯れてカラッカラに乾いているので、焚き付けには最高です。
ただし、風が強いと火の粉がススキに引火する危険もあるのでとても注意が要ります。ススキの近くに消火栓(消火器だったかも)がありますし、焚き火をする際には、万が一の消火用の水を汲んでおくようにとのことです。