2022年キャンプ記 〜暑い日は林間サイト 丸火自然公園グリーンキャンプ場〜
行ったことのないキャンプ場に行くときは、ネットの情報や写真で雰囲気を掴むのですが、結局現地に行ってみないとわからないことが多く、ドキドキします。
今回は、お値段格安なのにとても素敵なキャンプ場の一つ、丸火自然公園グリーンキャンプ場でソロキャンプです。
場所
自分がこれまで訪れた富士山の見えるキャンプ場を振り返ると、富士山の南側にもキャンプ場はたくさんありますが、富士山の真南に位置するキャンプ場には行ったことがなかったのです。
富士山の真南のキャンプ場、その中の一つが丸火自然公園グリーンキャンプ場です。
キャンプ場のホームページを見ると、「自動販売機も、電気もありませんが、富士山の溶岩に囲まれた、自然いっぱいのキャンプ場です」とあり、1区画1泊1000円のお値段設定、決まりです!
チェックインの前に
今回は下道でのんびり行きながら、途中にある十里木高原展望台に寄りました。土曜の午前中で混んでいるかと思いましたが、駐車場は空いていて人もまばらです。見上げると、目標が見えました!
結構急な階段道を上り詰めて展望台に到着です。ただし、途中ですでに分かっていたのですが、残念ながら、富士山は雲の中でした。
晴天なのに残念でしたが、次回の楽しみにとっておこうと思います(帰りも寄ろうとしたのですが、今度は駐車場に車があふれていて断念しました)。
チェックイン
12時過ぎに到着し、キャンプ場の手前にある、学校だったと思われる建物でチェックインします。なんか昭和な感じがして(自分がその年だっただけ)、懐かしい風景でした。
管理の方に丁寧に説明を受け、本当に1000円で宿泊です。薪は500円でたっぷりサイズの針葉樹、しかも太くて立派でした。至れり尽くせりです。
キャンプサイトはすべて区画になっていて、林で区切られているのでかなりプライベート感が高いです。
今回は、なかよしサイトと呼ばれるお隣さんがいる場所でしたが、いわゆる高規格サイトより距離が取れるので、特に気にはなりませんでした。
木々が強い日差しを避けてくれ、風が抜けていくので涼しいです。林間サイトの魅力の一つです。
サイトまでは溶岩ゴロゴロの歩きにくい道で、荷物が多いと苦労する、という体験談がネットにはありましたが、それはその通りで、二輪四輪のカートはちょっと使えなさそうです。
キャンプ場には貸し出し用の一輪車がありますが、一輪車でもちょっときついのでは。荷物が多い場合は注意です。
さて、設営が終わってさっそくビール!と思いましたが、久々のレクタタープに思いのほかてこずり、汗だくになってしまいました。
ですので、私にしては珍しく宿泊初日に温泉へ。行ったことのない温泉ですが、最寄りのふじかぐやの湯にいきました。
16時前ではありますが空いていて、とてもきれいでくつろげる温泉でしたので、お勧めです。
富士山がキャンプサイトからは見えないことは、ホームページで把握していました。
温泉の後に、キャンプ場お勧めの富士山ビュースポットの一つに、歩いて行ってみました。
着いてみるとちょっと手前の林が高く、この位置からでは富士山はだいぶ隠されてしまっているのが分かりました。
車でキャンプ場へ向かう道を通るときに、富士山が見える場所がないか探りながら運転していて、幸いキャンプ場から600mくらいの所に一か所見つけておいたので、明日の朝に期待です。
キャンプサイトに戻ると、サイトのわきに転がっていた切り株を薪割台にして、手斧とナイフで薪をかち割り、焚き火の準備完了です。
キャンプ飯についてはこちらに記載しましたので、よろしければご覧ください。
その後に陽が落ち、林間サイトならではの静かさで、自然の溢れる夜を迎えます。
林間サイトなので蚊取り線香はたきましたが、特に虫が出ることもなく、静かに焚き火と過ごす時間です。
翌朝も天気予報通りよく晴れましたので、みつけておいた富士山スポットまで散歩していきます。すたすた歩いて10分くらいでしょうか。
宝永山がくっきりと見える絶好の富士山ビュースポットです!富士山の裾野の形が、とても新鮮でした。
丸火自然公園グリーンキャンプ場は、自然の溢れるとても素敵なキャンプ場でした。
北側にある丸火自然公園に行くことができませんでしたので、これからも何度か訪れて、丸火自然公園を攻略したいと思います。
ありがとうございました。
おまけ
昨年から使っていたガラス繊維の焚き火シートが破れてしまったので(破れるのですね)、今回は新しい焚き火シートを使います。
現在は商品設定がなくなっているようですが、第三世代のグレーを購入、材質は難燃シリコンで、耐熱性はかなり大きいとのことで購入しました。
一晩使った結果としてはこんな感じで、何度か燃える薪や炭が落ちましたが、問題ないと思いますので、しばらく使っていこうと思います。