キャンプ道具 『ポンプバッグ』 ~汗をかかずに空気を入れられました~
今週は毎日35度近くの気温だった神奈川、とても暑くて、部屋の中でもちょっと行動すると汗が出てきます。
夏休み期間のキャンプを控えた今、汗っかきの私の一番の課題は、暑さ対策です。
自分の持っているキャンプギアで一番汗をかく要因となるのは、エアマットの空気入れです。
今回はこれを解決する道を探りました。
エアマットを買うときの盲点
以前にエアマットを購入した記事を書きましたが、ミニマルキャンプを目指す私の優先順位トップ3は、軽量・コンパクト・厚さでした。
実際に満足して使っているのですが、盲点だったのが、空気を入れる作業です。
「まぁ、口で吹き込んでも2分くらいで膨らむからいいや」と思っていたのですが、暑い季節に狭いテントの中でこの作業をするのは、かなりの苦行でした。
Amazonで、「エアマット コンパクト 軽量」で検索すると、見慣れたエアマットが出てきますが、空気の入れ方に注目すると、
に分かれます。
持っているエアマットで、口で吹き込むも足踏みもやりましたが、2分くらいかかると、いずれも夏は汗が噴き出してきます。
この苦行を楽にする手はないのか…
第三の手はポンブバッグ、これを試してみたいと思いました。
神ギア、購入
ポンプバッグ単体を通販で探したところ意外と売られていなくて、モンベルかシートゥサミットか中華製かの三択な感じ、値段も幅がかなりあります。
注意がいるのは、ポンプの径が自分のエアマットの径に合うかです。
ところがポンプの径については、どの商品も数字の記載がないのです。自社製品用だからなのか、どの商品でも同じで規格的なものがあるのか…
そこそこの金額がする商品なので、とても悩ましかったですが、品質が良くていくつもギアを持っているブランド、NatureHikeの製品を選択しました。
苦行解消!
早速着荷しましたので、吹き込み式のエアマット(絶版品)で試してみました。
ポンプバッグのサイズ感はこんな感じで、かさばるものではありませんが、空気を取り込む側にフレームが入っていて、この長さから折り畳むことはできません。
径が合うか、緊張の瞬間です。
ばっちりでした!!!
規格があるのか、パーツとしてデファクトなものがあるのか、素材どうしがしっかりと密着して、問題ありません。
せっかくレポートするので、参考となるように、サイズも測りました。
ポンプバッグ側がわずかに大きくて、密着するのも納得です(理系なもので)。
空気を入れてみると、入れるのに必要な時間自体は、吹き込みとほとんど変わりませんでした。
ですが、労力は段違いです。
私の場合、吹き込みは枕側で4回、本体側で18回かかりましたが、ポンプバッグは枕側1回!、本体側は4回!で楽々に入りました。
今までは何だったんでしょう。苦行、解消です!
さらに、吹き込みでは私はエアマットをパンパンにできなかったのですが、ポンプバッグなら容赦なくパンパンにできました。
1500円でこの価値は、私にとっては絶大でした。
次のキャンプで使うのが、楽しみです!
ありがとうございました。
おまけ
このポンプバッグのキモは、空気取り入れ側にあるフレームだと思います。
これのおかげで、空気はちょっと入れにくい感じはするものの、クルクルと巻くだけでコンプレッションが強くかかり、楽にエアマットに空気を送り込むことができます。
モンベルのポンプバッグはこのようなやり方ですが、どうでしょう。
ちなみに、現在使用中のエアマットは、後継商品でポンプバッグ付きになっていました…
やや長めのおまけでした。