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キャンプ道具 『DOD ライダーズワンポールテント』 〜最終兵器を手に入れた〜

ソロキャンプ用にいくつかのテントやタープを買って試してきましたが、前室や居室の広さ、設置撤収性能、収納性、のすべてを満たすものになかなか出会えませんでした。
しかし、とうとう出会ってしまい、さっそく購入して使ってみた話です。

スペックの優先順位

シュラフと同様にツーリングテントも数多あるので、購入にあたっては自分の中で絶対に守る優先順位を決めました。
目標は、現在のお気に入りであるNaturehike Hiby3を上回ることです。

1. 前室や居室の広さ
持ち物が限られるツーリングキャンプでは、できればテント一つでタープの役割も兼ねるような広い前室が欲しいです。
非常にコンパクトなテントとして、キャンプツーリング用に最初に買ったのはNaturehike cloudUp2です。これは前室がないので、日差しや雨を防ぐにはどうしてもタープが必要になり、Hiby3を買いました。

2. 設置撤収性能
ツーリングに限らず、テントの設置撤収はさっと済ませたいものです。Hiby3の最大の難点は、テントポールが3本もあり、しかも湾曲したクロス構造で非常に通しにくい、外しにくいことで、雨での撤収は地獄でした。

3. 収納サイズ
ツーリングキャンプ用具には、自分の中で50cmルールを設けています。いくつか持っているツーリングバッグの最大収容幅がおよそ50cm強であることと、バイクへの積載時に横への張り出しを極力抑えたいことが理由です。

4. 重量
バイクや車に積載するとは言え、キャンプ場での持ち運びを考えると、なるべく軽いに越したことはありません。ツーリングキャンプでは、居住関係の総重量は10kgを目指しています。

5. 耐水性能
よく言われるのが、フライシートで1500㎜~2000㎜、フロアはその倍くらいが目安でしょうか。耐水とは別ですが、以前は冬を考えてスカート付きにこだわっていましたが、今回はスカート付きにはこだわらずに探します。

6. 価格
最後はやはり価格です。今まで購入したテントは高くても2万円前後までなので、高すぎずに性能を満たせるスグレモノを見つけたいです。

選定結果

DODはバイカーズ向けの商品をいろいろと取り揃えてくれていますが、今回はなんとすべての条件を満たした商品、ライダーズワンポールテントを購入しました!

 DOD製品の色ですが、個人的にはタンよりもグレーのほうが好きなのですが、最近のDOD製品はタンになってきているようで、ここもこだわらずに購入しました。
この商品、人気あるみたいですが、これまではスカート付きにこだわっていたせいか、見つけられていませんでした。Hiby3とスペックを比べても、耐水性能以外は大勝です。

DOD ライダーズワンポールテント
 前室サイズ:290x145cm(145cmは最大、面積はこの3分の2くらい)
 ポール:1本
 収納サイズ:∅14×50cm
 重量:2.6kg
 耐水性能:フライシート2000mm、フロア3000mm(グランドシートなし)
Naturehike Hiby3
 前室サイズ:110x83cm(83cmは最大、ほぼこの面積)
 ポール:3本
 収納サイズ:∅17×54cm
 重量:3.15kg
 耐水性能:フライシート4000mm、グランドシート3000mm

前室や居室の広さはキャンプ場で確認するとして、収納時の大きさはHiby3(上)やCloudUp2(下)と比べると長いものの、径は小さくてコンパクトです(Hiby3はカタログよりも幅がコンパクトにできます)。

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Natuehikeのテントは専用のグランドシートが付属して、とても機能的ですが、このテントはグランドシートがついていません。
DODオンラインショップには専用のグランドシートがありますが、売り切れ。他の通販ではどこにも売っていないようなので、流通もしていないようですね。
そこで、キャンパーには定番?のコーナンODグリーンシートを購入しました。サイズは居室の下をカバーできれば良いので、1.8x2.7mを選択しました。
ODグリーンシートは#3000なのでちょっと分厚いのですが、がっちりとくるくる巻きにすればそんなにかさばりません

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使ってみた感想

ワンポールテントは初めてですが、このテントは五角形と特殊なため、五隅をピンと張るのは至難の業です。結局、ポールを立てた後にほぼすべてのペグを打ち直しました(この日は暑かったので、タープの下に設営しました)。

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前室はとにかく広い!居室と同じ広さがあり、持ち物すべてをテント内に収めることが余裕でできました。奥行きが290cmもありますから、扉をあけ放つならバイクも中に入れられそうです。
インナーテントは変形した四角形なので、3か所はテントのペグにかけて、1か所だけペグ打ちします。紐で引き締める構造はなかなか使いやすかったです。

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テントの端のベルトはちょっと特殊で、どこにペグを通すのか迷いましたが、まあこれでよかろうというところに通しました。
居室に入れている銀マットは100x200cmのもので、端はちょっと余っていますが、長さは足りないくらいの中の広さで、銀マット以外のところに十分な物置スペースができます。
ODグリーンシートは、きれいに切ってハト目を付ける強者もいるようですが、面倒なので折り曲げて使いました。

思った通りの性能でまさに最終兵器、大大大満足です! これからしばらくは、このテントが相棒になりそうです。

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