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「Wearphone
着るスマホ」 - ミネルヴァ大学を辞めた起業家が
ハードウェアの未来を描く

こんにちは、次世代のバーチャルオフィスを開発しているTeracy(テラシー)です。

今回は、革新的な音声インターフェースの開発に挑戦する株式会社Verne Technologies(以下、Verne社)CEOの竹内大貴さんに、リモートワーク環境でのTeracyの活用についてインタビューしました。


Verne Technologies CEO竹内さん (左上) - Teracy CEO森井(左下)・CPO浅野(右上)

竹内大貴(たけうち だいき)さん 株式会社Verne Technologies CEO
幼少期から米国シリコンバレーで育ち、現在20歳。ミネルヴァ大学に進学後中退し、2023年11月22日にVerne Technologiesを設立。音声インターフェースの革新を目指し、ハードウェア開発に挑戦中。

森井 駿介(もりい しゅんすけ)Teracy CEO
在学中に起業、飲食事業や営業代理店事業、飲食領域での幹事向けマッチングサービス等を立ち上げ事業譲渡、世界放浪を経て2社目として株式会社リベイスを創業し、2021年6月に東証グロース市場上場のユナイテッド株式会社へ売却。2019年よりステルスで開発をしてきた「Teracy」へ投資加速しTeracy株式会社を3社目として創業。

「人が想像できることは、必ず人が実現できる」

Verne Technologies (以下Verne社) CEO、竹内大貴さん(20歳)は、ミネルヴァ大学を中退後、SF作家ジュール・ヴェルヌの言葉に導かれ、音声インターフェースの革新に挑んでいる。

「Make Real - SFに出てくるようなテクノロジーを現代にあった形で実現する」

このビジョンのもと、
Verne社は以下の事業を展開しています:

  1. Wearphone:ANCとAIを活用した「着るスマホ」の開発

  2. Verne AI:音声生成AI・データ分析の受託開発

  3. DX支援:システム開発、生成AIの受託開発

研究開発中の「Wearphone - 着るスマホ」


世界を揺るがすイノベーションと、その持続可能性を生み出す受託事業のハイブリッドを進める中でのチーム課題に迫ります。

フルリモート × 業務委託(副業)メインの難しさ

Verne社 チーム構成 - 若手中心 × 副業メンバー

株式会社Verne Technologies
社員数:約20名(うち5名がハードウェア開発)
平均年齢:竹内さんと同世代(20歳前後)の若手
メンバー:業務委託、副業が中心
勤務形態:フルリモート、フルフレックス
チーム構成:開発チーム、営業チーム、マーケティングチーム

熱量高く、新しいコトを生み出したい

せっかく集まりコトを生み出すのであれば、熱量高くやりたいんです。

そう語る竹内さん。
この言葉には、Teracyチームも強い共感を持ちました。

そんな中、以下のような課題を抱えていました。

リモート×副業メンバーでは、帰属意識を高めづらかった

  1. チームの帰属意識

みんな素晴らしい人ばかりで、自分の仕事はやってくれるけど、もっと『俺らが頑張るんだ』といった熱量と帰属意識が欲しかったんです。

2. カジュアルな声かけがしづらい

Slackでメッセージを送るのはハードルが高く、気軽に話しかけられる環境がありませんでした。

3.  誰が何をしているか、わかりづらい

一人一人が何をやっているか、よく分かっていない状況でした。

このような課題が顕在化する中、竹内さんは「チームの一体感」を高め、カジュアルな対話を促進することで、「チームの帰属意識を高め、熱量を最大化」したいと考えていたそうです。

そこで、Teracyと出逢い変化が起き始めます。

・・・

Teracy:深夜の作業が結束力を生み出す

副業特有の深夜作業が、偶発的な結束力を生み出した

深夜にふらっとTeracyを見ると仲間の存在が。

ちょうど昨日の朝まで納期に向けてみんなで頑張っていて、そういう時に一番仲良くなりました。

この経験がチームの絆を強くしています。

納期直前の深夜作業も、Teracyを使えば孤独感なく乗り越えられます。
むしろ、こういう時に最高の結束力が生まれています。

「ひらけば、仲間がそこに。」


Teracyに感じる「コアな3つの価値」

1. ひらけば仲間がそこにいる

パッと見た時に誰がオンラインか分かって、誰が仕事してるかわかるっていうのが変わりました。これがみんなのモチベーションにもつながっています。

2. 状態がなんとなく分かって気軽に話せる

作業に疲れて誰かと話したくなった時とか、Teracyの画面を開いて誰か暇な人いないかなって探して近づいて話しかけたりしています。これが思わぬアイデアの創出にもつながっています。

3. 緊急時のコミュニケーション (納期の手前など)

その他には、緊急性の高いことを伝える時にTeracyを使っています。

・・・

人類のコミュニケーションを再構築する

Verne社とTeracyが描く未来像は、アプローチは違えどシンクロする部分があり、熱く未来のコミュニケーションについて語り合いました。

ハードウェアを通じてAIとのインターフェースを革新したい。チャットGPTのような革新的なAIを、音声でより直感的に利用できるようにしたい

と、竹内さんは熱く語ります。

これはまさに、iPhoneがフィットしきれない、AI時代のインターフェースの未来を示唆しています。

Teracyの活用インタビューを超えた、非常にエキサイティングでイノベーティブな会話の機会となりました。

・・・

Verne社からのお知らせ

Verne Technologiesでは、東京のハードウェア開発チームを募集中です!

既に東大など工学系のメンバーが入っており、複数アクセラに採択されてる関係でハード開発サポート万全のなか開発が可能です。

興味がある方はぜひ代表のXまで。

SF的なアイデアを現実のものとし、人々の生活をより豊かにする——それが我々の使命です。

私たちと共に、コミュニケーションの未来を創造しませんか?

▼ Youtube (対談動画)

- Verne社の竹内さんと、SEKAI CAMERA・Telepathy Oneなどを生み出した井口氏との対談動画

▼ X(Twitter) & 会社Website

竹内CEOのX 

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インタビューを終えて

20歳にして大きなビジョンを持ち、それを実現するために奮闘する竹内さん。その姿勢に、私たちTeracyも大きな刺激を受けました。

Teracyは、Verne社のような革新的なスタートアップの働き方もサポートしています。今後も、多様な働き方に対応し、それぞれのチームの熱量を高められるようなプロダクトを目指して進化を続けていきます。

Verne社の挑戦とTeracyの進化。この二つが融合することで、私たちのコミュニケーションの未来がどう変わっていくのか、今から楽しみでなりません。

インタビュー協力:竹内大貴さん 株式会社Verne Technologies
written by:谷川直弥 Teracy株式会社


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