第5週 教師のためのからだとことば考
それぞれの子の
独自の思考の筋道があって、
それに乗らねば
一切の鍵は開かない。
少しずつそれに
手がかりができ、
やがて、ある瞬間に、
ぱあっと イメージがつかめる。
それに立ち会うのが
「出会い」であり、
「共に生きる喜び」 であって、
このとき
教えると
学ぶとは
二つのことでは
ない。
ーーー
「教師のためのからだとことば考」
竹内敏晴/ちくま学芸文庫より
あぁ。
大人が自分のからだを
開けっぱなしにして
本当の自分の声で
ことばを語るとき、
子どもは
われを忘れるほど
深く
イメージに入り込み
集中していくのかもしれない。
そう、この日も
「5」年生に進級おめでとう!
今日は
新しい「5」角形を描いてみようか。
それまで
わちゃわちゃしていた
子どもたちが、
シーンとなる
ひと時があった。
いのちを燃やす力
生きる力を
子どもたちが
自分の内から
伸ばしていく場に
これからも
立ち会っていきたい。