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みふじ幼稚園には知情意三色の富士山がある(その2)
■第48週■
前回の記事
この本の中でも、とくに興味深かったのは
養護=地水火風
教育=知情意
という捉え方です。
養護=地水火風
「養護」の働きを考えるときは、地水火風が基本になります。なぜなら、地水火風とは「ある」状態だからです。
その人の、ありさま。
ありのままの姿、心身の健康状態をとらえることが
まず基本になるのだと受け取りました。
地水火風が
身体に影響をあたえると
シュタイナー教育では有名な四気質
地=憂鬱質
水=粘液質
火=胆汁質
風=多血質
としてあらわれます。
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ー+÷×も、四気質
教育=知情意
それを感じ取ることができるのは、つねに保育者自身の主体性(知情意)です。
「それ」とは、その子の
主体性(私)としての思考・感情・意思です。
それを感じるのは、保育者自身の主体性です。
…また、
大人自身の主体性に戻ってきました。
やっぱり、
子どもの教育は
大人自身の問題だ
と思います。
「あとがき」より
最後に
本の帯にも書かれている
「あとがき」の言葉を引用させていただきます。
私の願いは、この本を通して、あらたな出会いがあることです。私たちの幼稚園には、この那須という地域においても、日本においても、そして海外とのつながりにおいても、まだ果たすべき役割があると思っています。なんとかこの幼稚園が、これからも子どもたちが楽しく過ごせる園の一つとして存続していけること、そして今の社会で、共通した願いをもって生きている人たちとつながって、よりよい未来をつくっていくことができればと願っています。
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