「受容のための祈り」
■第32週■
何が来ようとも
次の時間、次の日が
私に何をもたらそうとも
とりあえず私には
それがなんであるのかわからないとしても
不安や恐れによって
それを変える事はできない
私はそれを完璧なる
内的な魂の平静によって
完全に海のように
静かな心情とともに待ち受ける
私たちの進化は
恐れと不安によって妨げられ
不安と恐れの波によって
未来から私たちの魂に入ってこようとするものを
退けてしまう
出来事において
神的叡智とよばれるものに帰依すること
来るべきものは
そうあるしかなく
それは何らかの方向において
良き働きを持つはずだという
考えと感情と心情生活の力を
繰り返し自分の中に呼び起こすこと
この気分を魂の中に呼び起こし
それを言葉と感情と理念において生き抜くこと
それが
受容のための祈りの気分である
ルドルフ・シュタイナー
「祈りの本質」ベルリン 1910年2月17日より
(輿石祥三・香川裕子訳)
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元のHPが閲覧できなくなっているので
わたしの手元にある書き写しで確認しながら
掲載させていただきました。
改行は元の文章とは違う可能性があります。
ご了承ください。
画房寺子屋
はらかずこ
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