Xデザイン学校 校外学習IN福岡

観光客っぽさはどこから来るのか?

Xデザイン校外学習で人生で初めての福岡に行ってきた。今回は一人でご飯を食べることが多かったのですが、旅人っていうことはどこからわかるんですかね?カウンターでご飯を食べていると店員さんからどこからきたの?って言われる。。。女性一人で夜ご飯を食べてること自体がツッコミどころなのかしら。

土の香りとは?

今回はずっとこの言葉に悩んでいた気がする。

「土の香りってなんでしょう?」

テーマがホテルの清掃だったので、清掃をしている方や役員の方にインタビューをさせていただいたのですが、本当に質問というのは奥が深い・・・。限られた時間の中で何を聞くかはもちろん、初対面の人間に対してどこまで本音の話をしてくれるのかも難しいところだった。特に清掃のリーダーの方と役員の方が同じ場所にいたので、清掃の方は本当のことを語って居るのだろうか?とか、清掃のリーダーのかたと実際には話を聞けていないけれど現場の方は同じ考え方なのかとか、色々考えた。土の香りというのは話をきれいにまとめすぎるのではなく、一時情報としてまとめるというニュアンスで捉えているのだけれど、本当に難しい・・・。
あとは、聞いているうちに準備していた方向性に問題はないと分かったりね・・・。でも、これは実際に生のインタビューをさせてもらったから経験できたこと。ありがたい。

ストーリーにすることで見えてくること

実際問題、インタビューイーはプログラムに協力的な方なので、インタビューで答えてくれないなんてことはなかった。だけど、出てきたことが全て重要なことかどうかというとそれは違っていて、課題感としての温度感はあるのだと思う。ワークの最後に文章に起こすというワークがあるのだけど、それがとても不思議で、付箋一枚一枚だと、関係性がなくとっ散らかってる感じもあるのだけれど、グルーピングして関係性を作っていて、ストーリーにしようとすると、それが美しく繋がっているのかどうかがなんとなくたしかめ算できるような気がした。
やっぱり今でも「わかりやすいものは美しい」論の信者なので。昔上司がコードを見てプログラムコードを評していった言葉なんだけれど、ジブリ映画の風立ちぬで主人公も言っていたので、設計系の人に共通する概念なのかしら。


1回だけやっただけなので、これで全てがわかったわけでは全然ないし、まだまだではあるのだけれど。同じグループだった先輩方が何年かやっても奥深いと語っているので、そうなんでしょう。日常や会話の中で観察するというのはこう言うことかーという経験を少しさせて頂いたのはとても大きかったと思う。
百聞は一見に如かず!

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