Xデザイン学校 はじめてのフィールドワーク&KA法 事前レクチャー
UXリサーチとは?「様々な場面で起きる人の知覚や反応について調べて明らかにすること」
→リサーチをしたからといって、「正しい答え」がわかるわけじゃないし、フィールドワークをしたとて仮説検証ができるわけじゃない。だけど、実際に調べてみて明らかにするための見通しを立てるためには必要。
今回一番学びになった言葉…。実際にまだ仕事としてやったことがないからかもしれないが、リサーチしたら「答え」がわかるような気がしてしまっていた。
「未充足の価値」
→今回初めて知った言葉。「今今は満たされていないんだけれど、本当はこういうことがしたい(=今はできていない)」
ネガティブなインタビューはこうやって、価値をだしていけばよいとのこと。なるほどー。
とはいえ、KA法ではイノベーションを起こすツール向きではない部分もある
KA法はみんなで目線を合わせて合意をとれるために実施して、そうだよねと思うために使うことが多いとのこと。扱う素材にもよるけれど、KA法は整理のために使い、アイデエーションへは問い建てにつなげていくとのこと。奥が深いー。
KA法でもKJ法でもなく、それをアレンジして使っている
結局は対象者の価値がどこにあるかを見出せればよい。うーん、いろんな手法が身についていないから、迷うのかしら…何をどんな時に使えばよいのか、なんだろうなーカタログはあっても選べない状態かもしれない。手札がぐちゃぐちゃに頭の中でなっている。経験を積まないとわからないのかしら???
他の人の考え方を知る
講座でよいところはやっぱり他の人とやれること。同じ文章を読んでも5人が共通点はあれども、解釈が少し違う。自分では思わない発想があることが知れるし、自分の中にバイアスがかかっていることを自覚できる。
そう考えるとミネルバのROにも通じるなー。でも、バイアスがその人ならではの尖ったアイデア発想にもつながると思うと、どんな考え方にも価値があるともいえるのかもしれない。ファシリテーターとしては中立性が必要だとは思う。
対話をおろそかにしない
おおよそだいだい一緒!ってまとめてしまいがち。もっと細かく丁寧に違いを掘っていったほうがいいというのは驚きだった。細かいところを掘りがちな傾向があるので、あまりやらないほうがよいのかと思っていた。それを大事にするという考え方はとても好き。
UXはすそ野が広い
先生方やチューターの方々のバックグラウンドも様々で、UXは中心の概念がありつつも、いろんなところにメッシュに広がっていてそれぞれの強みは少しづつエリアが異なっているような感じ。
自分が今まで学んできたことや仕事としてやってきたところにもパスが繋がっているような繋がっていないような、まだよくわからないけど。繋げられたら、もっといろんな引き出しが絡められそうな気はする。わくわく。