18歳の娘にコーチングをしてみた#5
とある日の夕食で、妻と長女がいつものように話をして、私と長男はそれを聞いていた。何やら卒業旅行の行き先は名古屋方面で決まったものの、何をするかで、7人の話し合いがなかなか進まず困っているとのこと。2泊を1泊に変更したから、絞る作業が必要なのに、新たに案を出してくる子も居て、モンモンとしているお嬢さん。
こういうとき、コーチングやったら、どうするん?
と、思ってもいない一言を発する娘。
完全に油断していた私。
実際にやってみる?
売り言葉に買い言葉。ということで、30分のショートセッションが始まったのです。
まずは、「ありたい姿」から
私:名古屋で1泊2日は決まってるんやんな?
娘:そう。
私:10年後、28歳で社会人になってるアナタは、この卒業旅行を振り返って、どんな卒業旅行だったな~と思い出したい?
娘:むっちゃ楽しかった!
私:他には?
娘:色んな写真を撮ってたから、それを見返して、こんなことあったよね~って思い出したい!
私:映える写真を沢山とるんだね~、他には?
・・・・・(中略)・・・・・
次は、「目標設定」へ
私:じゃあさ、卒業旅行で何をするかは、いつまでに決めたいの?
娘:来週中には決めてしまいたい。
私:どうやったら決まったという状態になるの?
娘:みんなが納得したら。
私:どうやったら納得できそう?
娘:みんなで決めたら。
私:どうやって決めるの?
娘:うーーーん、話し合っても決まらないから、、、投票かな。
私:投票だとみんなは納得するの?
娘:多分、、、
・・・・・(中略)・・・・・
最後に、「具体的なアクション」へ
私:じゃあさ、投票する前に、比較的同じ考え方のAさんとBさんに、アナタの思いを伝えて、協力してもらうって話だったんだけど、いつできそう?
娘:明日の、、、お昼休み!
私:そっか、お昼休みに会えなかったらどうする?
娘:お昼までの休憩時間に、お昼に話したいことを事前に伝えておくようにするわ。
私:なるほどね。いい考えだね。では、検討を祈る!(完)
「ふ~ん、こんな感じかぁ・・・」
クライアント(娘)からのフィードバックは、とても厳しいものでした💦「でも、何もない状態からクライアントの話を聞いて、気持ちを前向きにさせる仕事って面白いね!」と。なんか大人びた感想を言った娘に成長を感じつつ、己の不甲斐ないセッションを反省しました。
まだまだ修行が足りませんね。次、がんばります!
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