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~A Sunao Mind~ #43

先日、松下幸之助記念館に行きました。

前回訪れたのが2018年だったと記憶しているので、もう6年前になるんですね・・・京阪・西三荘駅から徒歩1分くらいのところにあります。

誕生から永眠まで、松下幸之助の歩んだ道を資料とともに振り返ります。要所要所で解説とともに、格言も掲載されており、30種の格言カード(松下幸之助のことばカード)も用意されています。

43歳の私が、特に気になったコトバは、次の3つです。

1.素直な心

「素直な心」とは、他人の意見や状況に対して柔軟に対応し、適応する心であると述べられています。

①他人の意見を受け入れる:自分の考えに固執せず、他人の意見や視点を尊重する。
②変化に対応する:状況の変化に対して柔軟に対応し、適応する。
自己反省:自分の行動や考えを振り返り、改善するべき点を見つける。

このような「素直な心」を持つことで、より良い人間関係を築き、成功に繋がると松下幸之助は説いています。

2.熱意が道をきりひらく

熱意を持って取り組むことで、どんな困難も乗り越え、成功へと導く力があるということを伝えています。

①知恵が生まれる:熱意を持つことで、新しいアイデアや解決策が自然と浮かんでくる。
②困難を乗り越える力:熱意があると、どんな困難にも立ち向かい、乗り越える力が湧いてくる。
③周囲を巻き込む力:熱意は周囲の人々にも伝わり、共感や協力を得やすくなる。

熱意を持つことが成功の鍵であり、熱意があれば道は必ず開けると、松下幸之助は説いています。

3.自修自得

自ら学び、自ら得る。単に知識を得るだけでなく、それを実際に活用し、自分のものとすることの大切さを表現しています。

松下幸之助は、特にリーダーや経営者に対して、この「自修自得」の精神を持つことを求めました。彼は、現場での経験や試行錯誤を通じて得られる知識やスキルが、真の成長と成功につながると信じていたのです。


所感

私が一番好きな言葉は、「素直な心」です。6年前にも、このカードを選んだ記憶があります。あと2つは思い出せませんが、今回初めて「熱意が道をきりひらく」と「自修自得」を選びました。

①素直な心で、②熱意をもって、③まずやってみる

プレイングマネージャーとして、プレイヤーの部分と、マネージャーの部分を使い分けて、仕事を進めています。特に最近では、マネージメントの割合が多くなっています。実際に手を動かすわけではないのですが、だからといって、熱量が低くてはダメだと感じました。私は私の立場で、ありたい姿(=目標)を熱く語り、メンバーを引っ張っていく姿勢を見せていかないといけないと思いました。

カードの裏面には、英語で解説があります。「素直な心」は英語で何て言うのかな?とみると、タイトルの通り、「A Sunao Mind」でした。松下幸之助のいう「素直」をズバッと言い当てる英語がないという制作側の想いなんでしょうね。この「拘り」に感動しました。


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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