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組織の中でのリーダーとは
先日、組織について話をした。
今回はそんな組織の中で、リーダーとは何をすべき存在なのかについて考えていきたい。
<リーダーとは組織の役割の一つ>
始めに、リーダーは組織の役割の一つだという認識を持とう。
特別な存在ではない。
組織の中で何かしらの責任を与えられ、振る舞いを期待されているという点で、他の役割と違いはないのだ。
人の上に立たなければならないとか、一緒に働いている人よりも偉いという事実はない。
また、企業でいうところの管理職はリーダー職ともいえる。
ほとんどの企業は、他にリーダー職に価(あたい)する役割がチーム内にないので仕方がない。
ところが・・・だ。
管理職になったとたんに傲慢(ごうまん)にふるまい、それが正しい行いだといわんばかりに行動する人がいる。
仮に、その振る舞いがリーダーとしての責務を全うするために必要なのなら問題ない。
しかし、自身のリーダー像をなんとなく誇示(こじ)するという、非常に曖昧な理由で偉そうにされると、たまったものではないと感じる下々の方は多いだろう(笑)
リーダーとして、その行いが正しいのかどうかは、役割がもつ責任に則っているのかどうかで考えなければならない。
<リーダーの責任とは何か>
では、組織におけるリーダーという役割の持つ責任はなんだろう。
それは、「チームを目的に向かわせる」ことに尽きる。
リーダーは、このことを起点にして全てを構築しなければいけない。
そして、目的に向かっていないとすれば、それは誰のせいでもなくリーダーのせいだ。
そもそもの定義がそうなっているのだから、当然だろう?
チームにおける、上司と部下のわだかまりの根底にあるものは、そのほとんどがこのリーダーが持つべき責任を当の本人が認識していないことにある。
前述した自身のリーダー像をなんとなく誇示する方なんかはその典型例。
「なんか仕事を続けていたら管理職にされた。
管理職ということは、リーダーということだ。
部下ができるということだ・・・どうしよう」
そして、よく分からないから高校の頃にボス猿的な存在だった者や、当時の上下関係をイメージして接しようとする。
そりゃあ、うまくいくわけがない。
行動の起点がリーダーの責任うんぬん全く関係ないのだから・・・
<リーダーとなった時にまずすべきこと>
では、あなたがリーダーとなったときにまず何をすべきか。
・・・簡単だ。
チームの目的を確認することだ。
だって、リーダーはチームを目的に向かわせるためにいるんだから。
ただ、残念なことにあなたがリーダーになったその時点で、チームの目的が定まっているかどうかはわからない。
企業内のチームなら、さらに上層でその目的が議論されているべきだと考えるのが普通だろう。
だってそのチームを作ったのは、自分ではなく企業なのだから。
その考えは正しいし、そうあるべきだよ。ほんとに・・・
しかし、現実はなぜかそうでないことが多い。
だからリーダーとなったら、あなたが決めないといけない、定めないといけない。
そのチームの目的を、目指すべきゴールを。
だってあなたはリーダーなのだから。
まずはそこから始めてみようか。
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