2023年アニメ総括～話数単体10選～
2023年もたくさんアニメ観て、1年楽しかったです。
では、TLで見かけた遊びのパクりです。最後まで読んでいただけると幸いです。
レギュ：１作品につき一話まで。
(作品10選もリストアップだけしてるけど、何も感想書けてないので気が向いたら書きます…)
話数単位10選
・HIGHCARD 第1話「ONE SHOT」
トランプをモチーフにしてるだけあって、駆け引きを思わせるセリフ回しと、ちょっとすかしたおしゃれチックな映像が印象的でしたね。
物語の根幹であり、使用者に能力を与えるX-PLAYING CARDの機能を映像だけで、表現してたのもかなり好きでした。
そして何より最後のカーチェイス、アクションからのOPイントロが始まりながらの気持ちのいい〆、圧巻でしたね。にやにやが止まらなかった。
2023年の中でもっともキャッチ―でテンション上がる第1話だった。
・人間不信の冒険者たちが世界を救うようです 第7話「賭博指南」
いわゆるセリフが印象に残ってる1話ですね。
「俺だって最初から悪党だったわけじゃ…俺は悪党じゃない…誰か俺を助けてくれ」「人を騙して飲む酒で酔えるわけないだろ」
レオンの身の内の話でありながら、ニック達をレオンからの視点から仲間であるように見えそれに憧れるレオンの話でもある。
「人間不信の冒険者たちが世界を救うようです」最終話とか含めてかなり見どころのある単話がある中で、個人的に憧れって感情が好きなのでこの話を選びました。
・アイドリッシュセブン Third BEAT!(第2クール) 第29話「掻き混ぜ零れゆく」
Third BEAT!第2話との対比が印象的だった本話。
本話の夜のリビングでナギが大和さんに声を掛けられ、2話の大和さんが一織に声を掛けられた構図も状況も対比された本話の最後、状況はより絶望的だ。1クール目で山を越えれた大和さんがまだ悩んでいることとは対照的に、本話でのナギは完全に諦めモード、今後起こるであろう最悪の事態が伝わってくる。この空気感があまりにも印象に残ってるのもあって、この話を選びました。
十龍之介と月雲了の会話も印象的で、十の強さよりは、月雲の弱さ、可哀想な様が伝わってきて、かなり息を飲まされる展開でしたね。
・魔法使いの嫁 SEASON２ 第6話「Better bend than break.」
言葉と解釈の話。
言葉で操る魔法使いのお話でこういう話が繰り広げられるのは素直にうれしいな、という感想だ。言葉・伝わった確認をするのを大切にしたいなって思わされた話ですね。
エリアスとチセがイチャイチャしてるだけでかなりうれしい話だったんですけど、関係性が静かに進んだこの話のことを特に大切にしたい。
・BanG Dream! It's MyGO!!!!! 第7話「今日のライブが終わっても」
定点カメラ。
カメラワークをかなり抑え、遠く撮ったAパートが場の緊張感を刻々を伝えてきた。
かなりやられたな、ってなった1話ですね。
この作品全体的に言えることだけど、ライブパートもかなりすごくて、観客目線であまり動かない1曲目とカメラワークバチバチに盛り上げる2曲目以降。ライブの現場感というか、ライブ感をむちゃくちゃ感じた。
・英雄教室 第8話「人間未満」
1話で出会いと別れの感動を味わえた話。
単話でこんなにも新登場キャラクターに感情が湧いて、その別れが寂しいと感じることもまあない。
イオナがソフィがちょっと似てるみたいな話でスタートしたことでキャラクターの輪郭がぼんやり掴めるのがあるけど、そこからソフィとの差を描き、また英雄教室の仲間との絡みを描いて完全にイオナの虜にさせられた。
大お別れ会とかいうボーナスも発生しながら最後は解決したよ～んって延命したのがかなり英雄教室らしくて好きでした。
ほんと笑顔で涙な単話でした。
・呪術廻戦 懐玉・玉折／渋谷事変(第2期) 第29話「玉折」
五条悟が"一人"で最強となり、天内理子の任務を失敗してからの夏油の経過が描かれる本話。夏油のだんだんと擦り切れていく精神が刻々と描かれる。常に乾いた色で表現されてきた呪術の中でも、さらにカラカラに軽薄になっていく様子が伝わってくるとともに画面にどんどんと引き込まれる話でしたね。
呪術師以外を全員殺すことが徐々に選択肢として確立していく様子も格別な表現だった。
・ミギとダリ 第05話「ミジンコの歌」
結果的にはギャグとサスペンス、サイコホラーが詰まったアニメ「ミギとダリ」。
突然サスペンスとホラーになったのはやはり第5話であろう。
一条家に踏み入り、徐々に様子がおかしいことに…そして最後の数分はまじなサスペンスが始まり、終わっていく。ゲラゲラとギャグを笑っていたAパートはどこへやらEDではただただ真顔。恐怖で震えてた。もうギャグで笑えん…ってなった話ですね。異常。
・アークナイツ【冬隠帰路/PERISH IN FROST】第13話「追憶 Resign」
どの陣営、どの個人をとっても救いがなく、終に着実に向かっている世界で"生"を叫ぶ・願う世界を描くこのアニメの中でも”個”の願いが一番濃かった本話を選ぶ。
いわゆる敵陣営であるレユニオン側のファウスト・メフィストの話。味方にも手を出し半自暴自棄になったメフィストを見たファウストは、殺すという選択肢が目に浮かびながらも自分を犠牲にしてメフィストを生かす選択肢をとる。メフィストの願いはファウストとタルラと共に生きることであり、ファウストのとった選択肢はメフィストの願いを奪うことで…このどちらかの選択肢しか取れない中で自己の願いを優先したファウストの想いがあまりに美しかったな…(アークナイツ、全部すごい話で一つにしぼりずらいぜ…)
・聖女の魔力は万能です Season2 第12話「Blessing」
美しすぎる最終話。
開始1秒目から最後の"fin"を意識した準備だったな…2クール24話でセイとアルベルトが結ばれるまでの物語だったな。
「わたしと結婚してほしい」このアルベルトの言葉があまりにもすごい。1期OPアレンジも極まって涙が止まらなかった。今まで常に空中戦だっただけに、こうしてシンプルに直接言葉にされると泣くしかなかったな…
ありがとう。
あとがき
2023年も良いアニメが多すぎる！！！！！作品ひとつにつき1話までってレギュがあるのもあって、10個にしぼるために年末にこれらの話を含め20話分ぐらいをもう一度観たりしてたけど、難しすぎる…
以下が考えてた単話選出リストです。
うお～2024年もいっぱいアニメ観たいね！
では、2023年アニメにご馳走様、また2024年もよろしくお願いします！！！！
P.S. 怠惰で今更になっちゃった….