食道癌にまつわる諸々日記 1月7日 No1
初期の食道癌を患っている中年男性の日記を始めてみました。
入院中ですが、少し体調が落ち着いてきたので、前々から始めてみようと思っていたnoteを書き出してみました。
癌のことや、その原因(主にお酒)やら、生活全般について思いついた事を書いていこうと思います。
先生には最初、本当に簡単な手術を一度やるだけと言われながら、治療も2年目に差し掛かりました。
終わりが見えない中、案外元気に暮らしています。
とわいえ色々考えてしまう日々をひろーくテーマにして行こうと思います。
食道癌を患っていまして、先週1月3日から入院しています。
とはいえ翌日4日の午前中には手術を終え、あとは一週間安静にして退院を待つばかりの予定です。
この手術ですが、体を開くような大掛かりなものでは無く内視鏡で食道の患部だけを切り取るといったものになっていて、今年度でいえば、3回目になります。
事前の僕の頭の中というと、すっかり慣れたもので一週間病室でどうやって暇を潰すかという事ばかりで一杯になっていました。本屋で雑誌を購入したりデジタルでも購入したりして準備万端なつもりでした。僕にとっては時間だけが敵な気になっていました。
ですが、舐めてました。
内視鏡といっても手術は手術、内臓の一部を切り取ります。痛くないわけがありません。最初の手術時は確かに痛いやら気持ち悪いやらで、手術当日と翌日寝たきりとなっていました。
前回は先生にその事を報告して、そのような事には絶対しませんと確約され、事実具合が悪かったのは術後の1時間程度にすみました。となると後は絶食や病院食、暇との戦いが待っているだけになります。
今回もすっかりそのつもりでした。がしかし、当日は寝たきりで動く事が出来ず、声も出ません。次の日もほぼ同じ体調です。あれれ?今回何か違くない?何でこんなにしんどいの?
理由をあれこれ頭の中で浮かべつつ、ベットの中で「んんん…..」と苦しみに耐えます。看護師さんに何か聞かれても声も出ません。
その答えは、週を開けた月曜の朝、主治医からサラッと聞かされたのでした。