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【スプラトゥーン3】慎重な立ち回りで豪快な一撃を!ダイナモローラーの使い方を解説

ダイナモローラーは、スプラトゥーン1から登場しているローラー系統の武器です。大振りで強力な攻撃が魅力で、スプラ1では「ゾンビ戦法」で話題になりました。

広い範囲で一撃必殺も持った攻撃をバラまいてくる、敵にすると厄介な武器のひとつ。ただしダイナモのこの豪快な攻撃を通すためには、豪快さとは真逆の慎重な立ち回りが求められるのです。

そこで今回は、スプラ3ではXマッチで戦っている自分が、ダイナモローラーの使い方を解説します。ダイナモローラーを初めて使うという人は、ぜひ参考にしてください。




基本性能:とにかく重く豪快な一撃

まずは、ダイナモローラーの基本性能を見ていきましょう。ローラーが持つ3種類の攻撃であるヨコ振り、タテ振り、塗り進みでそれぞれ紹介します。

ヨコ振り

  • ダメージ:180-40(インク不足なら×0.25)

  • インク消費量:18.0%

  • 攻撃発生:0.75秒

  • 全体隙:1.1秒

タテ振り

  • ダメージ:180-40(インク不足なら×0.5)

  • インク消費量:18.0%

  • 攻撃発生:1秒

  • 全体隙:1.4秒

塗り進み

  • ダメージ:125

  • 移動速度:べらぼーに遅い

攻撃範囲が広く、代わりに連射が遅くなりインク消費量も大きくなった鈍重なローラーです。重い、とにかく重い。これに尽きます。

インク効率の面と、機動力の面との両方の意味で重いです。5回しか連射できず、動かすのがあまりにも難しい攻撃も隙だらけで、ただ振るだけでは攻撃する前に倒されてしまいます。

その代わり、攻撃性能は高い。そこそこ広い範囲で即死攻撃をバラまけます。攻撃が発生さえすれば、狙った相手を倒すこと自体は難しくありません。エイム力は、あまり必要とされない武器です。

ただひたすらに破壊力を追い求めた、熟練者向きのロマン砲と言えるでしょう。


破壊力はあるがとにかく隙の大きさがネック

ダイナモローラーの破壊力は、かなり高いです。攻撃範囲内の敵をまとめて倒せてしまうほどの強さはあります。

それだけの破壊力を持つ分、隙は非常に大きくなっています。ヨコ振りの攻撃発生さえ遅く、ただ振るだけでは敵の攻撃に間に合いませんキルタイムの早い今の環境では、なおさらこの問題に悩まされることでしょう。

特に、チャージャーの射線には常に注意しよう

ダイナモの攻撃を活かすためには、敵と撃ち合う「戦闘」にすら入ってはいけません。高台からインクをかけるなり、敵の注意を味方に向けさせるなり、何でもいいから自分は攻撃されない状況を作って一方的に殴るのがベストでしょう。

ただ、そんな有利状況を作るのも大変なのです。都合のいい高台というのも、長射程の敵に狙われるためにあまり安全でなかったりとか。たとえばヒラメが丘の一番上からバシャバシャするのは、安定しそうですね。


立ち回りで隙を消す

ダイナモローラーは、とにかく隙の大きさが足を引っ張ります。しかしメインを使わない訳にもいかないので、隙は立ち回りで消していくしかありません

ところがダイナモは、機動力も低いのです。ヒト速、イカ速も平均から大きく下げられています。そのため、逃げたり追ったりするにも一苦労です。立ち回りに求められるレベルが、あまりにも高い武器になっています。

特にチャージャーの射線に顔を出そうものなら、ただ撃ち抜かれるだけのサンドバッグになってしまいます。何ならボムを投げられただけで、普通にデスしてしまうことも。

そのため、とにかく死なない立ち回りを心がけましょう。

  • 前に出すぎない

  • 敵がいそうな場所には近寄らない

  • 長射程の敵が見ている場所に出ない

  • 必要以上に攻撃を振らない

これらを忘れた数だけデスします。極めて慎重に動かなければなりません

それかいっそ、デス前提の立ち回りに切り替えるか。スプラ1にあったゾンビ戦法は強力でした。そこまではいかなくても、デスをカバーしてくれるギアは3にもリベンジカムバックなどがあります。相討ち覚悟で突貫する戦法もアリではないでしょうか。


ギアはどう積む?

足りないものが多すぎるダイナモローラー。ギアの構成は、各プレイヤーのスタイルに合わせて積むといいでしょう。

ここでは、次の4つのタイプを紹介します。

  • 機動力重視

  • インク効率重視

  • スペシャル補助

  • カムバック


機動力重視

イカダッシュ速度アップや、スーパージャンプ時間短縮など。隙が大きいダイナモの機動力を上げれば、生存力の向上につながります。イカ速をガン積みした、機動力特化のギア構成も強力です。


インク効率重視

メインインク効率アップと、インク回復アップ。メインインク効率アップを小1個積むだけで、連射数が5回から6回に増えます。大1個積むと、7回になります。1回の攻撃だけでインクを大きく消費するダイナモでは、インク効率アップは重要な役割を持ちます


スペシャル補助

特にダイナモ無印のエナジースタンドは、自分の能力アップと味方のサポートが両方できる強力なスペシャルです。そのためスペシャル増加量アップや、スペシャル性能アップなどを付けて、サポート寄りで戦うこともできます。ただしエナジースタンドに頼りすぎると、味方への依存度が高くなってしまうので注意しましょう。


カムバック

どうせデスが避けられないのなら、カムバックを付けて足りない要素を全部カバーしよう、という考え方です。

カムバックは、アタマのメインギアにしかない特殊なギアです。効果は、以下の通り。


デスからの復帰直後に発動する。リスポーンしてから20秒の間、以下の性能が大ギア1個分上昇する

  • メインインク効率アップ

  • サブインク効率アップ

  • インク回復力アップ

  • ヒト移動速度アップ

  • イカダッシュ速度アップ

  • スペシャル増加量アップ


効果時間は短いですが、機動力もインク効率もカバーできます。スペシャル増加量アップもあるおかげで、デスで減らされたスペシャルゲージを回収しやすいのも強みです。

戦線に戻るスピードを上げれば、カムバックを発動させた状態で戦闘に参加できる時間が伸びます。残りのギアにスーパージャンプ時間短縮や、イカダッシュ速度アップを付けて、機動力を上げるといいでしょう。


まとめ:とにかく隙を消す工夫をしよう

ダイナモローラーは破壊力が高いですが、とにかく隙の大きさが足を引っ張る武器になります。ここを対策しないと、何もできなくなってしまいます

立ち回りは、やりすぎなくらい慎重に行きましょう。敵が見ているところに出ないとか、敵がいそうな場所には近寄らないとか。隙を晒さない工夫が必要です。

工夫次第で、パフォーマンスが大きく変わる武器です。上手く攻撃を通す方法を探していきましょう。


今回はここまで。
皆さんもぜひダイナモローラーを使ってみてください。

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