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3児の父が育児にスマートスピーカーを使ってみたらとても良かった話
前回の記事がありがたいことに「今日の注目記事」に選ばれ、色々な方から反響をいただきました。
こうして情報発信すると、違った活用方法を教えてもらえたり、勉強したことを仕事にも活用できたりするので楽しいですね。
意図せず育児パパブログになりかけていますが、テクノロジースキルアップの一環ということで、今回も育児に技術を活用した話を書きます。
前回のNotionや今回紹介するスマートスピーカーもそうですが、ちょっとしたコツや使い方次第で、子育てや仕事などが、グッと効率的になることを日々実感しています。
今回は、前回記事でも触れたスマートスピーカーの活用についてです。
ただ音楽を流す”スマートじゃない”スピーカーになってしまっている人や、使ったことがないけど買おうか考えている方、特に育児でまだ使っていない方に参考になれば嬉しいです。
必須アイテム:スマートスピーカー
Notionも便利ですが、スマートスピーカーも本当に便利で、子育て必須アイテムと思っています。Notionは基本親が使うものとして便利ですが、スマートスピーカーは子どもも直接使えるものとして活躍しています。
我が家ではもともとGoogle Home Mini(今のGoogle Nest Mini)を使っていましたが、途中から画面付きのGoogle Nest Hub Maxに切り替えました。
Miniでも十分活用できると思いますが、画面があるとできることも増えるので、これから買うことを考えているのであればちょっとだけ奮発して画面付きにすることをオススメします。(音質も良い気がします。たぶん。)
友だちや親族などの出産祝いプレゼントに悩んでいる人がいたら、ぜひスマートスピーカーにこのnote記事のURLを添えてプレゼントしてください。
活用方法
1.買い物リスト:Google Keep
当たり前というか、よくある使い方かもしれませんが、買い物リストはマストです。子育てにおいて、話しかけるだけで記録できるというのはとてつもないメリットです。
子どもたちは、当然のことながら、鉛筆がそろそろ無くなりそうとか折り紙を使い切ったとか、在庫把握・報告をしてくれません。
なので親が気づいた時に「今度買っておこう」となるのですが、この”気づいた時に買うものを記録する”というのが難しいのです。
スマホを開いて、アプリを開いて、タイプして、、、。別に大変ではないのだけど、この手間がなんとも絶妙に面倒くさい。そこに子どもがいて、ワチャワチャしていると、後でやろうとなって、結局忘れます。
これは料理中に調味料を使い切った場合と、全く一緒です。料理中だからスマホを取り出して書き込むのはめんどくさい→後でメモしよう→(そのまま忘れて次回)→醤油が切れてるんだった!!!
それが、スマートスピーカーがあれば、ふと気づいた時に一言喋るだけです。「OK Google, 買い物リストに消しゴムを追加して。」
スマートスピーカーが遠いところにあれば、叫ぶまでです。「OK Google!! 買い物リストにおむつLサイズを追加してええぇぇぇ!!!」
スマホを取り出して書き込むという一手間が無いだけで、心理的なハードルが低く、本当に気軽に追加できて便利です。最近は子どもたちも自分で気づいたときにリストに入れてくれています。
先日、子どもと買い物に出かけているときに、「買うもの何があったっけー」と呟いていたら、子どもに「スマホでリスト見ればいいじゃん」と言われて、もはや小学生の子どものほうが使いこなしています。
買い物リストに限らず、なにか思いついたことを書き留めたり、後で詳しく調べたいことを書き留めたりと、備忘録・ブックマーク的な使い方もでき、活用の幅は広いです。
手が塞がっていても、とにかくすぐ記録できるというのはスマートスピーカーならではのメリットです。
ちなみに、画面付きのGoogle Nest Hubだと、画面に買い物リストを表示させて見たり、終わったものにチェックを付けて消したりする作業もできます。
Google Assistantでの買い物リストの設定の仕方は、こちらの方の記事が参考になります。
※Notionとの連携について
ちなみに、私はGoogle KeepとNotionを同期できていません。
スマートスピーカーからNotionへ直接書き込むことができないので、iPaaSのmakeとか使ってGoogle Keepに入れたものをNotionへ同期させたいのですが、Google Cloud Platformの契約が必要になるようで、無料でできる方法を探しているところです。
どなたかいいアイデアあったら教えて下さい。
2.フォトフレーム:Google Photo
Google Nest Hubのように画面付きだとフォトフレームとしても使えます。離れて住むおじいちゃんおばあちゃんに孫の写真を見せるために使う例をよく聞きますが、自分の子供に対しても便利です。
良いなと思ったのは、出張中に行った先の写真を、家にいる子どもに見せられることです。出張先で撮った写真をGoogleフォトに入れておくと、自宅にあるGoogle Nest Hubにその写真が勝手に表示されて、子どもたちが見ることができます。
海外出張に行くと時差であまり通話もできず、連絡を取りにくいことがありますが、海外の景色や食事などの写真はとても興味を持ってくれて、朝起きた時に新しい写真が表示されていると大興奮のようです。
家に帰ったときには「あの写真の建物は何?」「あの料理はなんだったの?」と質問攻めにあいます。
子どもたちが、”親が行って見たもの・食べたもの”として興味を持って図鑑で調べたりしているのを見ると、なかなか良い効果だなと思います。
アメリカ出張でTeslaのサイバートラックの写真を撮ってアップしたときには、子どもから「アメリカの車は、日本と違ってカクカクした形なんだねぇ」とコメントが来ました笑
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3.予定の読み上げ
前回の記事で紹介したとおりですが、Googleカレンダーを経由して、Notionに入れているスケジュールをスマートスピーカーに読み上げさせています。
基本的には朝ご飯を食べている時間帯に今日の天気と今日の予定、晩ごはんを食べる時間帯と寝る前の時間帯に明日の天気と明日の予定を読み上げさせています。
これも買い物リストと似ていて、わざわざスマホを開かずとも勝手に情報が入ってくるので、手間がかからず予定を思い出すことができるためとても便利です。
また、子どもが家を出ないといけない時間には「8時になりました。学校に行く時間です。ハンカチ・水筒は持ちましたか?」と喋るようにしています。
ハンカチ・水筒は相変わらず忘れていきますが笑、家出る時間だ!と自分で気づいて行動してくれます。
特定の時間に特定のことをするように設定できるので、エアコンやロボット掃除機など家電との連携も便利です。
こちらの方↓みたいに家電類と上手く組み合わせて楽しておしゃれ生活送るのもカッコいいですねー。
4.子どもとの通話
まだ使っていないですが、今後活躍するかも、という使い方の話です。
我が家はまだ子どもが小さいので、子どもが一人で家にいるということはないのですが、今後お留守番などするようになると親との連絡手段が必要になってきます。
子どもにスマホをもたせるかどうかもありますが、そのような時のために、とりあえずスマートスピーカーから親のスマホに通話できる手段は準備しました。
「OK, Google、お父さん(お母さん)に電話して」と言えば、親のスマホに通話発信できるようになっています。子どもでも簡単に使いこなせるので、何かあったときにはこれで少しは安心かなと思います。
おまけ:Chrome Cast
スマートスピーカーというよりGoogle Homeの話です。
我が家はテレビを見ない家庭なのですが、寝室にテレビ線が繋がっていないテレビが置いてあります。そしてテレビにはChrome Castを付けています。
これで何をしているかというと、朝起きる時間になったらGoogle Homeの設定で勝手にテレビがつくようにして、ついでに何か動画を流しています。
子どもってホントに朝起きないですよね(私も朝弱いですが)。で、起きろ起きろと言い続けると朝から疲れます。
そこで朝の特定の時間にテレビを自動で付けて、動画を流しておいて、子どもが勝手に起きてくるようにしてみています。
20分程度動画を流して、その間に子どもが起きればラッキーくらいのつもりで始めたのですが、これが意外と効果あって、起こす手間がだいぶ減りました。
寝室が明るくて楽しそうな音も聞こえてくると、子どもも(叩き起こされるよりは)快適に目を覚ましてくれている気がします。
あまり動画に頼った子育てはしたくないのですが、流す動画は英語のものとかに限定して、教育にも良いだろうということにしています笑
そして、朝起きてリビングに来た子どもが、さらっと「OK, Google、テレビを消して」と言っているのを見ると、時代の進歩を感じます笑
まとめ
絵にすると、こんな感じで活用されてます。
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他にも辞書代わりに使ったり、動物の鳴き声聞いてみたり、なぞなぞ出してもらったり、細かなことを挙げるとキリがないくらい活用されています。
生成AIがスマートスピーカーと組み合わさって、もっと便利になったら、仕事でもAIエージェントとして更に活用できるんじゃないかなと考えてます。今後はGoogle assistantがGeminiで機能向上するのにも期待しています。
読んでいただきありがとうございました!