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漫画家が5人集まりゃ

先日の阿佐ヶ谷ロフトAで行われた漫画家たちのトークイベントのお話です。
もうめちゃめちゃに楽しかった!

『アラフォー漫画家たちの酒浸りな漫談 エピソード2』in阿佐ヶ谷ロフトA
もともとは「酒漫」という、3人のアラフォー漫画家がダラダラ喋るラジオ配信があり、場所を阿佐ヶ谷ロフトに移し、ファンの皆と触れ合おうというのが今回の企画でした。

<酒漫メンバー>
中道裕大「ハルノクニ」「放課後さいころ倶楽部」
モリタイシ「いでじゅう」「ラジエーションハウス」
麻生羽呂「今際の国のアリス」
<ゲスト>
福地翼「うえきの法則」「サイケまたしても」
アントンシク「ガゴゼ」「恋情デスペラード」
メンバーはこんな感じです。

僕の中核を形成しているといっても過言ではない、好きな漫画家揃い踏み!
うえきの法則は中学時代、金色のガッシュと揃って買ってよく真似して描いてました!
いでじゅうは高校時代に、僕の青春のバイブルとして何度も読み返していたし…
ガゴゼは専門時代に、思わずジャケ買いしてからずっとファンです。センスの塊です!
中道さんと麻生さんはすいません、知らなかったです!

知らなかったんですが、二人のトークがめちゃめちゃ面白い!
すぐファンになりました(twitterフォローしました)!
僕も二次創作やオリジナルで漫画をいくつか描いているので、
他の人の、それもプロの漫画を作り上げるプロセスやネームの組み方とか聞けたのはとても楽しかったです。
自分だけのこだわりポイントとか、
(原作メインの麻生さんだけ「ない」と即答したのは面白かったしカラーがでますね)「椅子に座らせるの超めんどくさい」とか、
みんなでネタ出しして一本ネタ作ろう企画でのディスカッションとか、
こういう話…

めっちゃめちゃ楽しい!!!!

アイデア出してる時が個人的には一番楽しいかも知れません。
ああーっ、漫画家たのしそう!!

漫画家になった経緯や編集担当、アシスタントの話など、
好きな人たちのその辺の話が聞けたのは大変貴重で嬉しい時間でした。

メディア露出している漫画家さんも多いですけど、
こんな風に会話や考えなどに触れられるのはとても新鮮でした。
ディスカッション中のコメントなどを聞いていると、
漫画ではうかがい知れない作家さんの性格や考え方があり、
そんな中でそれぞれの漫画が生み出されているんだなと思うと、それもまた興味深かったです。
日本の漫画は漫画家主体で作られることが多く、それはまさに職人だなと感じました。人格と作品は一旦別物としてみるべきだとは思いますが、酒漫のように人となりを発信したり、今回のようにファンと触れ合える機会があるのは、
作品に一層の味わいを感じさせてくれる気がします。
(漫画描いたり何か作ってる人に限られるかもしれませんが)

企画にあったアイデアも「俺ならこうする」みたいに考えられたので楽しかったです。いずれ描きたいです。

(福地さんがドッキリというキーワードを出していましたけど、僕はマンガそのものがドッキリかもしれないなと思いました。人の感情を揺り動かすという意味では映画や小説も同じかも知れません。とか言ってしまったらその場のディスカッションは止まっちゃいますね)


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