エッシャー展
先日、久しぶりに豊田市美術館まで遠出をして「エッシャー展」を観てきました。とっても暑い日でしたが、暑かったのは駐車場から美術館までだけ。美術館の中はエアコンが効いていてすごく快適でした。
エッシャーは騙し絵で有名ですが、基本的には版画、リトグラフを駆使した芸術家ということがわかりました。テセーションと言われる繰り返し図案の手法を研究するところから作風が変わり、騙し絵と言われる不思議な作品を創作するところまで、じっくり観ていたらあっという間に3時間程の時間が経ってしまいました。
エッシャーが亡くなったのは1972年ですから僕が小学生の頃はまだ生きていたんですね。題材にウェルズの「透明人間」からインスピレーションを得たものもあり、作品にちょっと現代的なスパイスが効いているのはそのせいかと思いました。
日曜日の午前中ということもあり、かなりの人出でした。展覧会の中でも写真撮影がOKということで、みなさんお気に入りの作品の前で写真を撮ったりと思い思いに楽しんでいるようでした。