見出し画像

初無観客生配信ライブ

過去に配信ライブの経験はありますが、無観客状態でのライブは初めて。
どういう感じか想像もつかず、どちらかというと集中して演奏できるかな!?くらいの軽い気持ちでした。

リハーサルも終始リラックス、音も良い感じにまとまり後は本番。
ここまでは何も問題なく。

まずは2回公演の昼の部。


始まるとやはり難しい。。
どこにむけて演奏すれば良いのか、、
もちろんみてくれているという意識はあるので、一生懸命に演奏します。

でも反応が無い(笑

曲が終わってシーーーン。テレビの収録だと当たり前の事だけど、ライブという意識があるし、事実ライブ。
これは相当な慣れが必要だと感じました。

チャットのコメントが表示されるので、それをプレビューしておけば反応は伺えますが、集中力が遮られて絶対に無理でしょうね。
後は演奏姿を見ながらだと、映りを気にして絶対に邪念が働いてもっとダメに(笑)

プレビュー画面は時差があるので実際に見ながらだと、演奏は無理かな。。。


思うのは、普段お客さんからの反応、エネルギーの凄さ、ありがたさ
そして共にライブの空間を作っているという事。
お客さんもライブの制作者の一人一人でもあると言うこと。

形や物では無く、見えない力の凄さを思い知らされました。
後半は割り切ってがっつり演奏できましたね。

画像1

1部終了後、アーカイブをチェック。
絵というよりも一番気になる"音"の部分。

反応としてはすごく音が良いとの声が大半。
というかそれが一番聞いた反響。

実際に確認したところ、確かに綺麗でどのパートも聞きやすく、いわゆる"良い音"

逆にライブを見に来て会場で、このサウンドを聴くのは無理。
会場の響きがありますので、良くも悪くもぼわ〜んとする部分は増えます。

しかし演奏者的に、このぼわ〜んとする広がりに助けられる事も多々。
あまりにドライで響きがないと、より頑張って自分で楽器を鳴らそう、響かせようとして力み気味になってしまう。
力むのは完全に自分のせいですが、こうなる人は多く、その声もたくさん聞きます。そういう状態でもリラックスして演奏できることが理想ですね。

一部は普段鳴らしているお客さん用のスピーカーはオフ、アーカイブで確認するとタイトで綺麗な演奏ですが、ライブ感は薄い。。
ということで、二部の前にスピーカーから適度に音を出して、もう一度リハーサル&録音。

感触は良さげだったのでこの状態で挑むことになりました。

二部は一部の教訓と、一度やったという気持ちがあるので、少し方向性は見えた感じで多少リラックスできたかな。
ただ常にレコーディングモードという緊張感とやっぱり良い演奏したいし、間違えないようにと、本当は考えなくても良いことが頭をよぎる、、、

そう言ったことが頭の中で過ぎっている時点で集中力が乱れている証拠なんですが。。。ダメだ、、

何にも考えずに指が動いて、歌えてる時。

完全に何かのモードに入っているとこのような感じです。
集中力の最高潮と言うかんですかね。人によって感じ方は違うと思いますが、ミュージシャンなら経験したことあるはず。

しかし楽しかったのは間違い無いし、反応もよかったとの事。
今後の可能性、僕たちミュージシャンももっと模索して、エンターテイメント会も次のステップへ。

帰宅後。再び二部のアーカイブチェック。

画像2

一部よりはライブ感は少し増えたけど。正直もっとあっても良いのかなと。

これは個人的な好み、意見になるけど。

配信は聞きやすい音も良いけど、もっとライブ感があって楽しくなる音ワクワクする音が良いな。

演奏者はギターやベースはアンプからの音。他のプレーヤーもモニタースピーカーやドラムは生音がかなり聞こえる。
響きと、広がりのあるサウンドを聞きながら演奏しています。

これがラインの音になると、まぁ恥ずかしいくらいキュッとまとまった音(笑)

逆に、こう言う風に聴かれてるのか〜と言う意識があって演奏すると、演奏が臆病になり思いっきりいけなくなりそう。

難しいところですね。このバランス感。今後の課題にしたいと思います!

ここからはベース特等席でのベースレッスンみたいな感じになってます(笑)サウンドチェック方法やジャムセッションしている感じなどをまとめています!

ここから先は

320字

¥ 300

皆さんが楽しめる様な物、有意義な物を制作していきたいと思っています。