Vポイントの強みは他にも‥
今や、電子マネーの種類は相当数あります。
スマートフォンが広く普及してからは、従来カードタイプのみ
だった電子マネーに、モバイル版が登場するようになりました。
ここで、利用者側にとって残念なことが出てきました。
物理カードの利用者は、これまでよりさらに便利になることを
期待するからこそ、モバイル版を登録するでしょう。あるいは
魅力的なキャンペーンが展開されていて、それが目当てだった
というケースもあるかも知れません。
そして、いざ使い始めて、物理カードとは別の会員番号が発行
されていることに気付くのです。
番号が違うということは、モバイル版はバーチャルカードとは
いうものの、カードが2枚できてしまったのと同じ事なのです。
さぁ、困りました。2枚になったということは、当然ですが、
残高を同期することはできません。双方の残高の合計が、決済
金額以上であっても、それでは会計はできません。
この事象が起きるのは、
・Suicaに代表される交通系IC
⓪カード式SuicaとモバイルSuica
・waon、nanaco、楽天edyなど
①waonカードとモバイルwaon
②nanacoカードとnanacoモバイル
③edyカードとモバイル版の楽天edy
などです。
このうち、③の楽天edyは、近年、楽天キャッシュを経由して、物理
カードとモバイル版の残高を相互に振替できるようになり、少
しは不便さが解消されましたが、それでも手間はかかります。
対して、物理カードとアプリで、1つのカード番号を共用する
ことができるサービスもあります。
私が知っているのは、以下の3つです。
①バローホールディングスのLuVit
②ドンキホーテ系列のmajica
③Vポイント
中でも、Vポイント以外が残念な点として、
①は、クレジットチャージがそもそもできない
②は、オートチャージができない
その点、新生Vポイントは、オートチャージ対応で、アプリに
既に持っているVポイントカードの番号を連携させれば、1つ
のカード番号で、アプリ・物理カードのどちらからでも残高を
使うことができます。
やはり、このほうが便利だな、と私は思います。
dポイントやRポイントに押され気味だったVポイントですが、
見事に復活を遂げました!